酢の力で夏バテを撃退
夏になると冷たい麺類や簡単な一品料理だけで食事を済ませてしまうことが多くなりますよね。しかし、麺類や一品料理だけでは栄養が不足してしまい、体の中でうまくエネルギーが作られません。
体を動かすエネルギーを作るためには、麺類などに多く含まれる炭水化物と一緒にビタミンB1やビタミンB2、クエン酸などを摂ることが必要です。そんなエネルギーを作る助けをしてくれるクエン酸の宝庫が、今回紹介するピクルスにも使われている「酢」です。
クエン酸には、ほかにも疲労を回復させる働きもあるので、エネルギーチャージ、疲労回復の両面から見ても、「酢」を摂取することは、とても効果があることなんです。
漬け込み時間をぐんと短縮させる裏技がある!
ピクルスのいい点は、野菜を漬けておくだけでできること。しかし、「漬けておくだけ」とはいえ、出来上がるまで数時間がかかるのは少し面倒ですよね。
そんな時間がかかるピクルスをあっという間に作ってしまう裏技があるんです!
それは「真空調理」を活用すること! 味の染み込み時間をぐんと短縮させることができる「真空調理」なら、ピクルス液に漬けて30分後には、ばっちり食べられるようになるんです。
そんな「真空調理」を手軽に行うことができる便利なキッチングッズ、真空ストッカーエアレスと、エアレスを使って夏野菜ピクルスのレシピをご紹介します!
漬け込み時間30分 夏野菜のピクルス
材料(エアレス専用真空容器〈大〉1000ml・1個分)・きゅうり 1本・にんじん 1本・セロリ 1/2本・赤パプリカ 1/2個・黄パプリカ 1/2個~ピクルス液~・酢 180ml・白ワイン 100ml・水 50ml・砂糖 60g・塩 15g・ローリエ 1枚・黒こしょう(粒) 10粒・赤唐辛子 2本
作り方
1. 野菜をスティック状に切る
2. 鍋にピクルス液の材料を入れ、火にかける。沸騰したらすぐに火を止め、あら熱をとる3. 2と1をエアレス専用真空容器に入れ、蓋をして脱気し、30分置く※冷蔵庫で2~3時間おいてもできます
エアレスがあればピクルスの漬け込み時間を短くできる
ピクルスは通常、調味液に2時間~ひと晩漬け込むもの。ですが、真空調理のできる真空ストッカーエアレスを使えば、たった30分でできてしまうんです!
暑い夏にすぐにピクルスを食べるための便利な調理器具、真空ストッカーエアレスと真空調理について、詳しく解説します!
エアレスとは?
真空ストッカーエアレスは、食品を真空状態で保存・調理できる調理器具です。
容器内を真空状態にする本体と、エアレス瓶・エアレスパック・エアレス容器の3種類があり、食材や調理法によって使い分けできます。
味が染み込む原理は「浸透圧」
食材に味が染み込むのは「浸透圧」による働きです。
浸透圧とは「薄い細胞膜(半透膜)を隔てて異なる濃度の2つの液体があるとき、濃い濃度の液体が薄い濃度の液体を引き寄せて濃度を均一にしようとする力(圧力)」のことです。
細胞膜とはその名の通り「細胞」の「膜」で、私達の細胞もそうですし、食材の細胞もそうです。
細胞膜を通して、食材と調味液の濃度を一定にしようとする浸透圧の働きで、調味液の味が食材に染み込むということなんです。
野菜を塩もみすると、野菜の水分が出てくるのも浸透圧の働きで、野菜の表面についた塩(濃度が高い)に、浸透圧の力で、野菜の水分(濃度が低い)が引き寄せられる仕組みです。
真空調理は味の染み込みを早くする
味の染み込みの原理である「浸透圧」は、真空状態にすることで早まる性質があります。
エアレスを使用すれば、密閉して真空状態にすることができるので、通常の状態よりも浸透圧の働きが強くなり、味が速く染み込む、というわけ。
家庭で手軽に使える真空ストッカーエアレス
真空ストッカーエアレスはコードレスかつ、小型。使い方もスイッチを押すだけなので、とっても簡単!
今回はピクルスを時短で作りましたが、この「真空パワー」を使うことで、他にも様々な料理を時短で作ることができますよ。
〈エアレスがあれば、こんなものも短時間で作れる!〉
https://oceans-nadia.com/user/11285/recipe/133512
夏こそエアレスで時短調理を楽しもう
暑い夏は調理をする時間をできるだけ短くしたいですよね。エアレスがあれば、様々な料理の調理時間を短縮できますよ。
栄養たっぷりの野菜をすばやく調理して、簡単・時短で夏バテを回避しましょう!
今回お話を伺ったNadia Artist
若子 みな美