楽しく美味しく♪幼児弁当は“食べやすさ重視”で作ってみよう
幼稚園や保育園の入園を迎え、お子さんのお弁当生活が始まるご家庭も多いと思います。お弁当作りが楽しみでもある一方、「何を入れたらいいの?」「ちゃんと食べてくれるかしら…」と少し不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
幼児はまだお箸が上手に使えなかったり、好き嫌いや食べムラがあったりと、食事に集中するのが難しい時期です。また、集団生活では食事の時間が決まっているので、その中で楽しく食事できるようにしてあげたいですよね。
そこで今回は、小さく握ってつまみやすくしたおにぎりや、ひと口でいろいろな栄養が摂取できるように工夫したおかずなど、子どもに楽しく食べてもらえるようなお弁当をご紹介します。これから始まるお弁当生活の参考にしていただけるとうれしいです。
食べやすくて栄養ばっちり!おすすめ幼児弁当レシピ4選
ひと口でいろんな栄養を摂取できる!三色おにぎり弁当
幼児は、ご飯・おかず・汁物を順序良く食べる、いわゆる三角食べができずに、気に入ったものだけを食べてしまう傾向にあります。そこで、小さなおにぎりに焼き鮭やほうれん草、プロセスチーズなどを混ぜ込んで、ひと口でご飯とおかずが一緒に食べられるように工夫しました。
混ぜ込む具材によって、ご飯にごま油やオリーブオイルを少量加えてオイルおにぎりにすると、手でつかんだときにもポロポロと崩れにくく、しっとり感が続きます。三色のおにぎりは見た目にも楽しく、「これは何が入っているのかな?」と子どもの興味をそそるのもおすすめポイントです。
【主な材料】
温かいご飯
焼き鮭(もしくは鮭フレーク)
ほうれん草
しらす
プロセスチーズ
ごま油
●詳しいレシピはこちら
『三色おにぎり弁当【幼児弁当】』
パクッと食べやすい!くるくるサンドイッチ弁当
こちらも先ほどのおにぎり同様、お箸やフォークが上手に使えなくても手でつまめるように工夫したサンドイッチです。炒り卵やアスパラガスなどをくるくると巻いて、断面がカラフルになるように仕上げました。食パンはサンドイッチ用食パンか8枚切りの薄いものを使うと食材を巻きやすく、小さな子どもでも食べやすくなります。切り分ける前にラップできゅっと包んでパンと食材をしっかりとなじませておくことがポイントです。
【主な材料】
食パン
ロースハム
スライスチーズ
アスパラガス
卵
●詳しいレシピはこちら
『くるくるサンドイッチ弁当【幼児弁当】』
揚げずに簡単!豆腐とチーズ入りコロコロチキンナゲット弁当
鶏ひき肉に豆腐や粉チーズを加えて、小さめのひと口サイズに成形したチキンナゲットをメインにしたお弁当です。成長期の子どもに欠かせない良質なたんぱく質が効率よく摂取できます。小さく成形することで、揚げなくても火が通りやすく、時短かつヘルシーに仕上がりますよ。
冷めてもしっとりとやわらかいのでお弁当にぴったり。実際、我が家の娘にも「もっと食べたい!」と好評だったレシピです。チキンナゲットがメインのときは、手づかみでも食べやすいオムレツ入りロールパンやフルーツを添えてあげると良いですね。
【主な材料】
鶏ひき肉
豆腐
粉チーズ
マヨネーズ
●詳しいレシピはこちら
『揚げずに簡単!コロコロチキンナゲット』
苦手克服できるかな?ピーマンのミニミニオムレツ弁当
ピーマンが苦手な子どもは多いですよね。我が家の娘もピーマンが苦手なのですが、かわいい見た目なら興味を持って食べてくれるかな? と考えたのが、ミニミニオムレツです。ピーマンの輪の中にスプーンで卵液を流し入れて両面を焼くと、お花の形のようなオムレツに。卵液の中にはほぐした鮭や粉チーズが入っているので、ひと口でいろいろな栄養が摂取できます。黄色と緑の組み合わせが華やかで、お弁当箱の中でも存在感のあるおかずになりますよ。
【主な材料】
ピーマン
卵
焼き鮭
牛乳
粉チーズ
●詳しいレシピはこちら
『お弁当のおかずに!ピーマンのミニミニオムレツ』
いかがでしたか? 小さな子どもでも食べやすい幼児弁当をご紹介しました。新しい環境の中で、お子さん自身もきっと不安と緊張でいっぱいのはず。そんな中で、お弁当の時間が楽しみになってくれたらうれしいですよね。
最初は食べ切れずに残してしまうこともあるかもしれませんが、焦らずにお子さんのペースで慣れていけるよう、温かく見守ってあげてくださいね。「今日のお弁当、美味しかったよ!」なんて、ニコニコの笑顔が見られることを願っています。
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