ブロッコリースプラウトを知っていますか?
最近はスーパーでも見かけるようになったブロッコリースプラウト。スプラウトは、発芽直後の植物の新芽のことで、ブロッコリースプラウトも成長すると、ブロッコリーになります。かいわれ大根やアルファルファなどもスプラウトですが、ブロッコリースプラウトはそんな中でも、ひと際注目を集めています。
今回は、そんなブロッコリースプラウトの誕生のヒミツや、栄養効果、おすすめの食べ方をご紹介します。
老化防止に効果絶大なブロッコリースプラウト
実はこのブロッコリースプラウト、自然に生えていたわけではなく、人間によって開発された野菜なんです。
その誕生は1990年代までさかのぼります。
アメリカで、がん予防研究の世界的権威であるジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレー博士によって、ブロッコリーに豊富に含まれている「スルフォラファン」という成分がガンの予防に効果的であることが発見されたのです。
この「スルフォラファン」が、すごいパワーを持っているんです。
体の中の有害な物質を取り除いてくれる解毒作用や、老化の原因であり、体の細胞をサビさせる活性酸素を除去する抗酸化効果などのパワーがとても高いことなど、様々な研究結果が報告されています。
しかも驚くことに、このスルフォラファンの抗酸化効果は体内に取り入れてから3日間(72時間)以上も持続するといわれているのです。
ですから、3日に1回のペースで食べれば効果を取り入れることができるということになります。
その他、カロテン、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維なども豊富で、そのひょろっとした見た目からは想像できないほど、豊富な栄養価がギッシリ詰まっていることがわかります。
ブロッコリースプラウトの食べ方
これらの栄養価は、生のまま、よく噛んで食べることで体内への吸収率が高まるといわれています。
そこで、生のブロッコリースプラウトがたくさん食べられる、おすすめのレシピを2品ご紹介します。
ささみとブロッコリースプラウトのナムル
材料と作り方はこちら
https://oceans-nadia.com/user/11325/recipe/134721
里芋のクリームチーズ味噌サラダ
材料と作り方はこちら
https://oceans-nadia.com/user/11325/recipe/105854
火を通す場合は、なるべく短時間で加熱しましょう。また、煮る時には、スープも残さず、一緒に食すると良いでしょう。
私は生食だけでなく、卵焼きや春巻き、餃子の具に加えたりして、ブロッコリースプラウトを楽しんでいます。
また、スプラウト系の野菜は室内で比較的短手軽に栽培することもできるので、家庭菜園もおすすめです。