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    • 公開日2016/09/24
    • 更新日2016/09/24

    捨てていた部分でもう1品!さんまを骨まで食べつくす!

    塩焼きや刺身で味わいたい旬のさんま。ところで食べ終わった後の骨、取り除いた肝(内蔵)はどうしていますか? 実は捨てずにおいしい1品に生まれ変わらせることができるんです!アイディアあふれる和食レシピでおなじみの高橋善郎さんに、骨や肝のおいしいアレンジ術を教わりました。

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    捨てていた部分でもう1品!さんまを骨まで食べつくす!

     

    塩焼きや3枚おろしの後に作れる簡単メニュー

    塩焼を食べ終わった後の骨、3枚下ろしにした後の骨や肝まで料理に使えれば、ゴミが少なくなり、“使い切った”という満足感も得られるのがうれしいですね。

    骨は揚げるだけで、おつまみやお子さんのおやつにオススメの骨せんべいになります。肝はしょうゆと合わせれば濃厚な肝醤油に。タレのベースとしても活躍します。

    特に肝は新鮮なものを使うのが鉄則。どちらも簡単なので、さんまの塩焼きなどが完成したら、一緒にもう1品、ササッと作ってしまいましょう!

     

    カリカリで香ばしい!骨せんべいの作り方

    (1)骨についている血はしっかり取り除きます。(水で洗い流しキッチンペーパーで水気をしっかりふきとる)
    (2)片栗粉を多めにまぶしてから、しっかりとはたきます。
    (3)160〜170℃の低温に熱した油で、時々裏返しながら11〜13分かけて揚げます。

    食べ方:仕上げに塩をふります。マヨネーズを付けながら食べるのもオススメです。

     

    タレや煮物に混ぜてもおいしい!肝醤油の作り方

    (1) さんまの頭を左にして置き、胸びれの脇に包丁を入れます。硬い中骨がある部分なので、力を入れて切り込みを入れます。

    (2) 右手でさんまの腹の部分を押さえておき、頭の部分をゆっくり引っ張ると、そのまま内蔵がスルスルっと取れます。

    (3) 頭と血合いの部分は取り除き、残った肝をなめらかになるまで包丁で叩き切ります。

    (4) さんま1匹に対してしょうゆ15ccを目安に混ぜます。ミキサーなどを使うとなめらかになります。

    食べ方:タレやしょうゆベースの煮物などに混ぜると、コクが出て後味を引くおいしさになります。

    関連レシピはこちら
    さんまと玉ねぎの蒲焼き丼



    今まで骨も肝も捨ててしまっていたという方も多いのでは? ぜひ、さんまが手に入ったらぜひ試してみてくださいね。




     

    今回お話を伺ったNadia Artist

    料理研究家 高橋善郎
    https://oceans-nadia.com/user/11937

    写真:吉田朱里 文:伊ケ崎 加寿江

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    このコラムを書いたArtist

    高橋 善郎
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    高橋 善郎

    • 調理師
    • 食品衛生責任者
    • 野菜ソムリエ
    • ソムリエ(ANSA)
    • 日本酒学講師
    • 唎酒師

    1988年神奈川県川崎市生まれ 和食料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。 専修大学法学部 法律学科を卒業後、日本食研(株)に営業職として入社。 退職後は和食料理店での店長勤務を経て、フードコーディネーター養成スクールを卒業後、料理研究家として独立。 調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を9個保有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少で合格。 素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、 オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。 2015年には農林水産省・JICAの共催事業にも参画。 日本在住の外国人をはじめ、フランス、パラグアイ、バングラディシュ、セルビアなど、国外でも日本食・食文化を発信している。 また、スポーツをこよなく愛し、トライアスロンの国内大会では年代別で優勝するほどの実力。 2018年6月に行われた「第2回 鞆の浦トライアスロン」で年代別優勝を果たし、2018年 オーストラリア ゴールドコースト、2019年 スイス ローザンヌで行われた世界選手権にも2年連続でエイジグループ日本代表として出場。 2020年9月 カナダ エドモントンで行われる世界選手権の出場権も獲得している。(※新型コロナウイルスの影響により中止) 走る料理家として、スポーツメーカーやスポーツ・健康雑誌とのタイアップも多く手がけ、「食 ✕ 健康 ✕ スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。 そして、アスリートとしての実績が評価され2020年 東京パラリンピックパラ卓球ナショナルチーム 公認アスリートフードコーチに就任し選手をサポート。 2022年2月には第一子(男の子)が産まれ子育てに奮闘中。 【著書】 ・ソムリエ×料理人が家飲み用に本気で考えた おうちペアリング(主婦の友社・共著) ・遅く帰った日のきちんと小鍋(エイ出版社) ・「燃やすおかず つくりおき」(学研) ・「魔法のココナッツオイル(e-Mook)」(宝島社) ・「イケ麺レシピ103」(エイ出版社) ・「BRUNO(ブルーノ)の絶賛ホットプレートごはん」(宝島社) ・「ココナッツオイルで健康になる! (TJMOOK) 」(宝島社) ・「いつもの小麦が不調の原因!グルテンフリー入門 」(宝島社)   etc 【保有資格】 日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ビアアドバイザー / おさかなマイスター / ジュニア野菜ソムリエ / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 /食品衛生責任者 【レシピ開発】 水産庁さま / 味の素株式会社 / フジッコ株式会社 / キリンビール株式会社 / ヤマキ株式会社 / 株式会社神戸屋 / 株式会社永谷園 / マルハニチロ株式会社 / ひかり味噌株式会社 / 白鶴酒造株式会社 / マルコメ株式会社 / テーブルマーク株式会社 / オタフクソース株式会社 / マルサンアイ株式会社 / カリフォルニア・レーズン協会 / スポーツクラブNAS / ノリタケ / 宮崎経済連 / 日清食品チルド株式会社 / サンマルコ食品株式会社 / 一正蒲鉾   etc 【メディア】 NHK あさイチ / NHK ひるまえほっと / テレビ東京「なないろ日和!」 / テレビ東京「よじごじDays」 / 日本テレビ ヒルナンデス! / 日本テレビ ZIP! / TOKYO MX 「日曜はカラフル!!!」 / テレビ朝日「クリームシチューのハナタカ!優越館」 / フジテレビ 良かれと思って! / テレビ朝日 グッドモーニング! / 東海テレビ スイッチ!    etc

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