こんにちは。フードコーディネーターの河合真由子です。
今年は1月4日が月曜日、ということもあり、お正月があっという間におわってしまった・・・という方もいらっしゃるかとおもいます。
年末に張り切ってつくったおせちもそろそろ飽きてきて普段使いのごはんが恋しくなるころ・・・そんなあなたに、おせち料理でつくる簡単普段使いの朝ごはんのアイデアをご紹介します。
縁起を担ぐおせち料理の食材
おせち料理って毎年食べているけれども、いまいちなんでこの食材がはいっているのか意外に知らなかったりしませんか?
例えば、煮しめ。里芋は小芋がたくさんつくことから子宝を祈願、蓮根は、先を見通せるように。黒豆は「まめに働けますように」という意味があり、数の子は子孫繁栄、海老は長寿を祈願する・・・などなど、それぞれにきちんとしたいわれがあるのです。
おせち料理の保存方法と賞味期限って・・・
そもそも、おせち料理は、お正月に火を使うことをできるだけ避けるため、また正月三が日は主婦を家事から解放するという意味を含めて保存の効く食材を中心につくられています。
また味付けも日持ちがするように濃くつくられていますが、最近は市販のものでも薄味で作られているものも多く、昔のような常温保存では傷みやすくなります。
まず、おせち料理をつくったら清潔なタッパーウェアーや保存袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。
重箱ごと冷蔵庫にいれるのは、重箱が傷んでしまうためおすすめしません。また、手作りのものでもおおよそ3~4日を目安に食べきりましょう。
日にちがたったものは、煮しめであれば再度火入れするなどしていただくか、黒豆などは冷凍することもできます。
いずれにせよ、通常の食材と同様に早めに食べきるか冷凍する事をお勧めします。
簡単アレンジで手軽に朝ごはんへ
とはいっても毎回おなじ味付けではさすがに飽きて食もすすみません。
そこで役に立つのがアレンジレシピのアイデア。
例えば、煮しめのお野菜は一口大に切ってご飯と、醤油、出汁の素などとあわせれば簡単に混ぜご飯に。
かまぼこは角切りにしてスープの具材にしたり、角切りにしたチーズとあわせてサラダに添える。
伊達巻はおにぎらずの具として。海老はそのまま味噌汁の具材として使うこともできますし、殻を剥いてサラダやパスタの具材としてもつかえます。
おせち料理をつくりおき食材として考えれば、特に時間がない朝に、ほんのひと手間くわえるだけで立派な朝ごはんになります。
朝食にもおすすめ!黒豆でつくる黒豆パンケーキ
黒豆はどうしても残りがちなおせち料理の一つ。
今日はこの黒豆をつかった簡単朝ごはんのアイデアレシピを紹介します。
ポイントは黒豆はしっかり水気を切ること。市販のホットケーキミックスを使うので細かい計量や粉をふるう手間も省けて簡単につくることができます。
また、黒豆の甘さは各家庭によって違うため、お好みで黒蜜をかけていただいてください。
詳しいレシピは下記から。