しわのないふっくらと艶よく煮上がった黒豆はおせち料理の代表格。 これがきれいに煮上がると、一年イイことがありそうな気がします。 ポイントを押さえれば絶対失敗しません!
黒豆最大の成功のコツは、豆選びです。かならず「新豆」を選び、粒が10.5㎜以上のものを選ぶとつやよくふっくら煮あがります。砂糖を2段階に分けて入れることで、豆が固くならずにきれいに煮あがります。
・鉄卵や鉄茄子を準備します。なければ鉄のくぎを錆びさせて、お茶パックに入れておきます。
【前日準備】 鍋に砂糖Aと水1リットルと鉄卵を入れ、火にかけてひと煮立ちさせます。火からおろしたところにさっと洗った丹波産黒豆(新豆)を入れ、ひと晩置きます。 ひと晩おくと右のように豆が1.5倍ほどにふくれます。
ひと晩煮汁に漬けたものを火にかけます。鍋はなるべく厚手のものを使ってください。沸騰したら蓋をずらしてのせ、弱火で1時間煮ます。 【途中、豆が顔を出さないよう適宜水を補充してください。 かならずタイマーをかけてください。】
1時間煮終わったら、砂糖Bとしょうゆ、塩を加えて再び火にかけます。 さらに30分弱火にかけます。そのまま冷まします。 【途中、豆が顔を出さないよう適宜水を補充してください。 かならずタイマーをかけてください。】
【30分弱火にかけて冷ます】を3~4回繰り返します。 冷ますことで味がさらに染み込みます。煮汁にもとろみがつき、豆に絡みやすくなります。ひと晩おくのも立派な工程です。
【黒豆成功のカギ】 黒豆最大の成功のコツは、豆選びです。かならず「新豆」を選び、粒が10.5㎜以上のものを選ぶとつやよくふっくら煮あがります。 【砂糖を2回に分ける理由】 砂糖を2段階に分けて入れることで、豆が固くならずにきれいに煮あがります。
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むっちん(横田睦美)
料理家
2003年に日本菓子専門学校を卒業後、都内のパティスリーに勤務。 業務用調理食材専門店に勤めるかたわら、料理教室のアシスタントで経験を積む。 食品メーカーの営業を経て、現在は料理家として活動中 現在は企業向けのレシピ開発のほか、雑誌やラジオなどでも活躍中。 おもに食品メーカーへのレシピ提案、webメディアでのコラム執筆等を行い、 著書に「極上だれでパパッとごはん(ワン・パブリッシング)」がある。 https://one-publishing.co.jp/books/9784651200965/ 【セミナー実績】 アメリカ産のナッツ・ドライフルーツをテーマにした単発のオンラインセミナーで講師を務める。 (レシピサイトNadia・アメリカ大使館農産物貿易事務所 (ATO)共催) https://www.instagram.com/p/CgXqJIrs7w1/ https://www.instagram.com/p/ChF8eAgreMN/ https://www.instagram.com/p/ChF8eAgreMN/ 【おもな出演番組、雑誌掲載】 テレビ出演 日本テレビ「ZIP!」https://www.ntv.co.jp/zip/ ラジオ出演 TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」 https://wp-manage.tbsradio.jp/598657 https://www.tbsradio.jp/articles/detail/?id=48421 https://www.tbsradio.jp/articles/64833/ 雑誌掲載 「たまひよ」「with」「Nadia マガジン vol.1〜vol.10」ほか 【SNS】 Instagram:https://www.instagram.com/muccinpurin/ レシピサイトNadia:https://oceans-nadia.com/user/l46865 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCpnqiOg27MAHQ9pAEzjAvwA 2021年5月初の著書となる『極上だれでパパッとごはん』を発売。