魚介のうま味たっぷりの「カチュッコ」
カチュッコ"cacciucco"はイタリアのトスカーナ地方の海岸沿いの街、リヴォルノが発祥の郷土料理で、魚介のトマト煮込みです。
諸説ありますが、漁師町であったリヴォルノで、売れ残ってしまった魚介類をトマトで煮た漁師メシがはじまりだそうですよ。今ではトスカーナ地方の内陸のトラットリアでもメニューによくある料理です。
私が初めてカチュッコを食べたのは、家族でイタリアのトスカーナ地方に旅行したときでした。San Gimignano (サン・ジミニャーノ)という中世の建物が残るかわいらしい街を訪れましたが、あまりの美しい街並みに魅了されご飯も食べずに歩き回って、気がついたらお腹がペコペコ。近くのトラットリアに入り、お店の方におすすめの料理を尋ねました。ぜひ食べてほしい料理だと言われて出されたのがカチュッコでした。
出てきた料理は大好きなえび、ムール貝、いかなどが煮込まれた、見るからに食欲をそそられる料理! 冷えた地元の白ワインととても良く合い、会話するのを忘れるほど夢中で食べましたよ。
カチュッコは冬の料理としても人気ですが、日本でも冷やしおでんが夏に人気のように、夏に食べるメイン料理として冷たくして食べるのも美味しいですよ。冷たいカチュッコのレシピをぜひご紹介させてください!
トマトガーリックで!魚介のうま味たっぷりの冷製カチュッコ
カチュッコはたこ、いか、シャコ、かさご、あさり、ムール貝などの具材を使いますが、"cacciucco"とCが5つ入るそのスペルから、5種類の魚介を使うと良いと言われています。今回は手に入りやすく、煮込まなくてもうま味が出る、えび、いか、ほたてで簡単にできるようにアレンジしました。
通常のカチュッコの作り方はオリーブオイルで炒めたにんにくに、みじん切りしたセロリ、玉ねぎ、にんじん、イタリアンパセリを加え水で煮込み、ワインとトマトを加えさらに煮込みます。さらにたこを加え弱火でやわらかくなるまで長時間煮て、最後に火の通りの良い魚介をサッと煮て完成と、ちょっと手間のかかる料理です。
カチュッコを作るときのそんな手間を一気に解決してくれるのが、ピエトロ「おうちパスタ トマトガーリック」です! トマトの豊かな味わいを引き出したソースで、加えるだけでまるで長時間煮込んだようなコクと深みのある料理に仕上がりますよ。
●詳しいレシピはこちら
『トマトガーリックで!魚介の旨みたっぷり冷製カチュッコ』
ピエトロのおうちパスタは、かけるだけでコクとうま味のある料理に!
「おうちパスタ トマトガーリック」はそれ1つだけで味が決まるように、数種類のトマトを使用し、こだわりの自家製ガーリックオイルを加えて作られた、トマトの深いコクとうま味がしっかりしたパスタソースです。このトマトガーリックを使うと、家にある具材を使うだけでまるでお店でいただくようなパスタが作れるのはもちろん、私自身はいろんな料理にトマトガーリックを使っています。
特によく使うのが、メインのおかずの味付けです。家にある具材を炒めたり蒸したりしてトマトガーリックを加えるだけで、一気にイタリアンな華やかメインが作れます。例えば、ベーコンと野菜を小さく切って炒めてトマトガーリックを加えると、まるで煮込んだようなカポナータに。魚やお肉と野菜を蒸してトマトガーリックをかけるとヘルシーでおしゃれなメインに!
メイン料理のみならず主食もレパートリーが広がります。鶏肉と野菜をサッと炒めてトマトガーリックで味付けすれば、ケチャップで味付けするのとはひと味違う大人のチキンライスに。白ご飯と野菜をトマトガーリックと水で煮るだけで、まるでレストランで出てくるようなトマトリゾットがサッと作れ、休日のランチはラクしてますよ。
おうちパスタシリーズで調理も簡単。キッチンに立つ時間も短縮
本格的に作ろうとしたら、ちょっと手間がかかるカチュッコ。美味しい料理を家族に作ってあげたい、でも時間がかかる煮込み料理は…って思うのが主婦の本音。そんな悩みを解決してくれるのが「おうちパスタ トマトガーリック」!
具材を炒めて加えるだけでまるで長時間煮込んだようなコクとうま味を味わえる料理に仕上がるので、今回ご紹介したカチュッコだって簡単に作れます。暑い夏にはキッチンに立つ時間をできるだけ短くしたいですよね? 加えるだけで手間をかけたような料理がサッと作れるおうちパスタシリーズを賢く使いラクして美味しい料理ができれば、料理をするのが億劫になる夏でも華やかな料理が並ぶ楽しい食卓になるでしょう。
●「おうちパスタ トマトガーリック」についてはこちらをチェック!
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