低温でじっくり焼くローストポーク。 外は最初に焼き付けるのでしっかり香ばしいですが、内部はジューシー。程よい八角の香りが本格的な風味。 本格的で病みつきな味ですが、オーブンにお任せでできちゃいます。
焼き上がりすぐに切るよりも、常温に置いてから切った方が肉汁が肉になじんでしっとりおいしくなりますよ。 漬け汁はおいしいたれになるので、捨てないで取っておいてくださいね。
しょうがは包丁の腹でつぶし、ねぎ(青い部分)、八角、しょうゆ、紹興酒、はちみつと一緒に密閉袋に入れてよく混ぜ、豚ロース肉も入れたらしっかり空気を抜いて口を閉じ、1日漬け込んでおく。
フライパンを中火で熱し、豚ロース肉を脂身が下になるようにして入れ、全体にこんがりと焼き色がつくまで焼く。 オーブンは120℃に予熱しておく。 漬け汁は捨てないで取っておく。
オーブンの天板にアルミホイルを敷き、豚ロース肉を乗せたら120℃のオーブンで55分焼く。
焼き終わったらアルミホイルで包み、室温で15分程置いておく。その間に漬け込み汁を小鍋に移し、とろみがつくまで煮詰める。
肉を3㎜程度の厚さに切り分け、お好みで煮詰めたたれをかけていただく。
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戸根みちこ
大田区久が原の家庭料理教室、MICHIKO's Cooking主宰。料理家。 神奈川県横浜市出身。 大学卒業後 IT企業勤務。 2児を育てながらの会社員時代に、短時間でバランスよくおいしい料理の研究に目覚める。 退職後、複数の料理教室及び独学での勉強を経て、2017年より、家庭料理教室MICHIKO's Cookingを主宰。 主婦の目線で、普段使いの材料で気負わずできる料理を中心にレッスンを行う。 圧力鍋やスパイス使いが得意。 現在は、雑誌向けのレシピ開発提供、企業向けレシピ開発、ワークショップ講師、コラム執筆など幅広く過活動している。