栗の美味しい季節にぜひ作りたいおやつです。手間と時間はかかりますが甘さ控えめの渋皮煮はお店では買えない美味しさです。
鬼皮を剥くときに渋皮を削ってしまうと煮崩れの原因になるので注意してください。 水を変えるとき、鍋に移し替える時は優しく扱って傷がつかないように気を付けてください。 煮汁に付けたまま保存すれば冷蔵庫で1週間ほど、汁ごと冷凍すれば半年ほど、瓶詰にして脱気すれば1年間保存可能です。
栗を大きめのボウルに入れ熱湯を注ぐ。皮が柔らかくなるまで15分ほど置く。
鬼皮を剥く。 下の皮が厚い部分から上に向かって剥くときれいに剥けます。
軽く洗い鍋に栗とひたひたの水を入れ、重曹の1/3量を加え火にかける。沸騰したら中火にしてアクをすくいながら10分茹でる。
茹で汁を捨て、きれいな水を入れる。粗熱が取れたら楊枝や竹串で太い筋を取り除く。細い筋は楊枝の側面で優しくこそげるように取り除く。
きれいな水をひたひたに加え、先ほどと同量の重曹を入れてさらに10分茹でる。これを2回繰り返す。
合計3回茹でこぼしたら、最後に水のみで10分茹でて重曹を抜く。
鍋のまま冷まし、粗熱が取れたら保存容器に移して冷蔵庫で保存する。
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両角舞【手をかけレシピ】
タイ料理研究家・フードコーディネーター
#手をかけレシピ 下ごしらえや過程の意味を大切に。【手をかけ】で料理はもっと楽しくおいしくなる! ◆TVや広告のフードコーディネーター歴16年 ◆レシピ本3冊出版 ◆料理教室主催、企業レシピ監修多数 ◆手をかけポイントを絞れば料理は単なるごはん作り→楽しい時間になる ◆日々の料理をストレスにしない! タイ料理好きが高じてタイに住み、レストラン立ち上げの仕事に携わったり現地の料理教室に通って学んできました。 自身の病気をきっかけに漢方を学び、漢方スタイリストの資格を保持しています。