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    主食

    クランベリーチョコカンパーニュ

    • 投稿日2021/02/05

    • 更新日2021/02/05

    • 調理時間30(発酵、焼き時間を除く)

    バレンタインの時期は何となくチョコ系のパンが食べたくなりませんか? あま~いふわふわのパンもいいけど、ほろ苦くて甘酸っぱい大人の味わいのハードパンもたまには食べたい♪ 本来カンパーニュはあらかじめ発酵だねを作って一晩発酵させるなど手間のかかるパンですが、その日のうちに出来上がる手軽なレシピにしました。

    材料カンパーニュ1台

    • ぬるま湯
      160g
    • はちみつ
      5g
    • インスタントドライイースト
      3g
    • フランスパン専用粉
      170g
    • ココア
      15g
    • 全粒粉
      15g
    • 3g
    • ドライクランベリー
      40g
    • チョコチップ
      50g

    作り方

    ポイント

    ハード系のパンは焼くときに生地が乾かない様に生地表面に十分湿気があり、オーブン庫内にも湿気がたっぷりある状態で焼き始める必要があります。またオーブンの温度は十分に高温に達していないといけないので、予熱完了のピーピーがなっても無視して30分くらい予熱し続けます。 庫内への蒸気の発生はスチーム機能が付いたオーブンならいいのですが、スチームがない場合は温度が下がらずにたっぷり蒸気を発生させる工夫が必要です。うちではタルトストーンを天板ごと予熱し、タルトストーンに熱湯を50mlかけて蒸気を発生させています。ただし、オーブンの故障の可能性があり、使用方法として推奨させるやり方ではないので、判断はお任せします。

    • 1

      ぬるま湯に、はちみつ、インスタントドライイースト、フランスパン専用粉、ココア、全粒粉、塩を順に入れゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜ、上にドライクランベリーとチョコチップを載せた状態で生地が乾燥しない様にラップか濡れ布巾をかぶせ15分休ませる。(この間に生地温が下がらない様に25℃程度の場所が良い)

      クランベリーチョコカンパーニュの工程1
    • 2

      休ませた生地の端をつまんで引っ張り上げ、生地中央に押し込む。これをボールを回しながら少しずつ場所をずらして30回行う。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程2
    • 3

      生地の上下を返し、生地表面が乾燥しないように濡れ布巾をかけ30℃で80分発酵させる。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程3
    • 4

      こね台に打ち粉を振り、ボールをさかさまにして生地が自然と落ちてくるのを待つ。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程4
    • 5

      手に粉を付けて、生地の底側へ手を差し入れそっと引っ張って四角に広げる。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程5
    • 6

      向こう側、こちら側から3つ折り、左右も3つ折りにする。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程6
    • 7

      底側から生地を上部中央へ集めるように手繰り寄せる。 とじ目をしっかり閉じる。クランベリーやチョコチップはできるだけ生地の中へ入れ込んでおく。(表面にあると焦げて苦いので)

      クランベリーチョコカンパーニュの工程7
    • 8

      発酵かごかざるに粉をたっぷり振って、生地のとじ目を上にして入れ、乾燥しないように濡れ布巾をかけ30℃で30分発酵させる。 この間にオーブンを250℃に予熱する。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程8
    • 9

      発酵後

      クランベリーチョコカンパーニュの工程9
    • 10

      オーブンシートの上にカゴをひっくりかえして生地を載せ、切れ味の良いナイフで切れ込みを入れる。 生地とオーブン庫内に十分な湿気を与え、220℃で25分焼く。

      クランベリーチョコカンパーニュの工程10
    レシピID

    405967

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    hoppe

    料理研究家

    六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。

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