グルテンフリーの食生活に切り替える時に、やはり心残りになるのは、パスタやパンなど、普段楽しんでいた小麦を含む食材のレシピをつくれないこと。
せっかくなら、ストレスを出来るだけ感じずに、料理と食事を楽しみたいですね♫
やっぱりパンが食べたい…そんなときは
全粒のライ麦を使った、ドイツの伝統的なライ麦パン、プンパーニッケルは小麦を含まないものがほとんど。健康食品店などで見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
甘みや酸味や香りにライ麦の主張があり、かみごたえのある食感なので、従来のパンとは味わいは異なりますが、グルテンを控えたい方にオススメの食材です。
開封後は冷蔵庫や冷凍庫に保存しておけば、数分温めるだけでトーストがつくれるので、ちょっと小腹が空いた時にとても重宝しますよ⭐️
乳製品や白砂糖も省いた、ナチュラルレシピ
せっかくグルテンを省いたならば、乳製品や白砂糖、添加物など、体に負担をかけやすい食材も使わずに、作ってみたいですね。
バターやチーズがなくても、ナッツバターを使っておいしいトーストを楽しむことができます。また、甘いトーストを作りたいときも、熟したフルーツをのせたり、ハチミツやメープルシロップなどの精製度の低い甘味料をかけたりして、おいしくつくれますので、試してみてくださいね。
甘いトーストを作るときは、ライ麦パン+ナッツバター+フルーツの組み合わせで楽しんでいます。柔らかいフルーツはトーストと相性が良いので、嬉しいですね。キウイや柿も美味しいです。
ミントを加えたり、岩塩を振ってみたり、チョコレートを砕いたものをまぶしたり。いろいろなトッピングアレンジを楽しんでみてくださいね⭐️
セイボリーなトーストを作るときは、アボカドの果肉を崩したものと野菜をローストしたものを組み合わせて。満足感のある朝ごはんがすぐに作れます♫
こちらは黒豆も使ってデコトーストに。ご家族と一緒にトッピングを楽しんでみてくださいね⭐️
レシピができるまで
室温で数日追熟させて甘味を増やしたバナナと、広尾のスーパーマーケットにある機械にピーナッツを通して作ったピーナッツバターがあったので、それらを使って午前中のおやつをつくりました。
無糖ピーナッツバター、はちみつ、シナモンパウダー、少量の水をぐるぐるしてクリーム状にしたものを、軽くトーストしたライ麦パンに塗って、スライスしたバナナを乗せるだけ。とっても簡単なのです。シェアしたくてレシピ書き起こしました。
味付けはローハニー(はちみつ)とシナモンを選んでみました。バナナとはちみつとシナモンの組み合わせが好きなので、よく楽しんでいます♫
やはり、プンパーニッケルは個性的な味と食感なので、そことうまくまとまることを目指しつつ、試作してみました。
ちなみに室温で追熟させたバナナですが、果肉をジップできる袋に入れて冷凍しておけば、スムージーや焼き菓子用に、活用することができます♫
デコトーストは、かんたんに作れるクマの顔を。普段は白米と海苔でパンダが多いのですが、今回はバナナと黒豆でデコレーションしました。料理教室に参加いただく方々の中にも、小さいお子様がいらっしゃる方も多いので、こどもも喜んでいただけるようなレシピをすこしづつ残していけるといいなと思っています。
スタイリングにもこだわって
バナナの柔らかさとライ麦パンのぎっちりした固さの対比がおいしそうに見えるようにと考えてみました。
高さの出ないレシピなので、やはり俯瞰からの撮影が魅力的に映りますね。そのことを想定して、バナナを並べたり、デコトーストを作ったりしてみました。
レシピの色合いが黄色や茶色が多く、落ち着いたトーンでしたので、トーストや食材やお皿の並びのリズムで、楽しい感じが出るように工夫してみました。
かんたんグルテンフリーおやつの時短レシピ、ぜひチェックしてみてくださいね。