【すいかの切り方】「甘さ均等」「種を避ける」切り方を試してみよう!
夏になると食べたくなるのがすいか。すいかは、場所によって甘さが異なるって知っていますか? 今回は、甘さを均等にするための切り方や、種を取り除く切り方を紹介します。
すいかは中心が甘い
すいかは中心部分が一番甘くて美味しいです。切り分けるとき、「大きさを均等に」と気をつける人は多いと思いますが、さらに「中心部分も均等に」と切り分けるのが◎ですよ。
すいかの美味しい切り方
1. すいかを半分に切り、さらに二等分に切り分け、4等分にする。
2. 4等分に切ったすいかをさらに横半分に切る。
3. 中心の頂点がすべてに行きわたるように、必要な数の分だけ均等に切る。
この方法で切れば、どの部分でも甘さを感じることができるので、オススメです。
とっても簡単なので是非試してみてください。
すいかの種を避けるには?
すいかの厄介者にされがちな種。最近では種なしすいかも増えて、最初から種がないものも人気ですね。しかし、切り方の工夫次第で、最初から種を取り除くことができるんです!
そんなすいかの種の鍵を握るのは「維管束」と呼ばれる白い管のようなもの。人間で言うと血管のようなものです。
すいかには維管束が12列あり、栄養を行き渡らせる働きをしています。この維管束の周辺に規則的に並んでいるのがすいかの種。維管束の場所を確認し、維管束めがけて切ると、切り口に種が出てくるので、それを取り除けばOKというわけなんです。
すいかの種を避ける切り方
1. しま模様に対して垂直にすいかを切る(横半分に切る)。
2. 維管束(白い模様)を確認し、維管束に沿って切り分ける。
3. 断面に種があったら、取り除く。
この切り方をすると、食べながら種を出すという手間がかなり減るので、「すいかは好きだけど種が嫌だ」という方にはオススメです。
保存が楽なサイコロ状
最近流行りのサイコロ状。サイコロ状に切るとフォークやピックで刺せるので手を汚さずに食べられるというメリットもあります。
また、買ってきたすいかをサイコロ状に切り、タッパーに入れて保存すれば冷蔵庫の中もスッキリ。いつでも手軽にすいかを食べることもできます。
すいかの味に飽きてしまったら、他の果物と一緒にサイダーなどに入れてフルーツポンチにして食べるのも楽しいですよ。
すいかの栄養
すいかの約90%は水分です。夏は水分が不足しがちですが、すいかを食べることで水分補給ができます。
また、すいかにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには、体内の水分バランスを整え、むくみを改善してくれる働きがあります。エアコンの効いた室内に長時間いると、顔や脚がむくみやすくなりますが、すいかを食べることでカリウムが補給できてむくみの改善にもつながります。
すいかに塩で甘くなるのはなぜ?
すいかに塩をかけて食べると、そのまま食べるよりも甘く感じますよね。
これは「対比効果」と呼ばれるもので、2種類以上の味がある時、どちらか一方の味を強く感じる現象です。
塩をかけたすいかを食べた時、舌では塩味を先に感じ、次に甘味を感じます。先に塩味を感じることで甘味が引き立つということなんです。
夏の果物「すいか」をもっと楽しもう
すいかは切り方1つで色々な食べ方ができます。今回は3種類紹介しましたが、他にも色々な切り方があります。この時期しか食べられないすいかを、お気に入りの切り方で楽しんで食べてくださいね。
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