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    • 公開日2016/07/17
    • 更新日2016/07/17

    身体ヨロコブ果物の食べ方

    夏は果物がおいしい季節ですね。たくさんの果物がお店に並び、思わず買いすぎてしまうこと、ありませんか? そんな果物ですが、身体にとっては食べ過ぎも食べなさ過ぎもNG。1日の適量や効果的な食べ方を知り、毎日の生活に取り入れてみませんか?

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    身体ヨロコブ果物の食べ方

     

    果物は1日200gを目安に

    果物の1日の摂取量の目安は200gと言われています。200gと言われてもイメージしにくいかもしれませんが、自分の片手の平にのる量と思えばOKです。

    具体的には…

    みかん・柿・もも・キウイ・バナナ:2個
    りんご・なし:1個

     
    ぐらいです。

    果物200gと聞くと「結構食べていいんだ」と思う方もいるかもしれません。果物はビタミンやミネラル、食物繊維などの補給源。毎日継続して食べることが大切なんです。

     

    夕飯後よりも朝に食べてエネルギーに!

    毎日継続して食べたい果物ですが、じつは食べるタイミングも大切。

    いくら200g食べて良いと言っても、夕食後のデザートとして食べるのはオススメできません。

    なぜなら果物には様々な栄養素が含まれていますが、果糖という糖分もたっぷり含まれているからです。

    夜は身体が休息モードとなり、脂肪を蓄えようとするので、夕食後に果物やスイーツなどの甘いものを食べるのは避けたいもの。朝食時に食べるほうが果物の糖分がエネルギーとして使われるので安心です。

     

    カットフルーツより生の果物を

    最近は若い人を中心に、果物を食べない人が増えています。「わざわざ皮をむいて食べるのが面倒」という意見が多いようです。そのような声に応えて、お店ではカットフルーツが多く売られるようになりました。

    しかし、カットフルーツには消費期限を延ばすためや鮮度を保つために、食品添加物が使用されている場合もあるので注意が必要です。

    できるだけ、丸のままの果物を食べるようにするのが一番。バナナや巨峰など、包丁などを使わなくても食べられる果物を常備するのも良いですね。

     

    果物の加工品。あり?なし?

     

    ジャムからは果物本来の栄養素は摂取できない

    「果物は食べないけど、ジャムをよく食べている」という方もいるかもしれません。でも、ジャムのように加工されていては、果物に含まれている栄養素はほとんど摂取できません。

    またジャムを作る時にはたっぷりの砂糖が使われます。その量はジャムの約半分! 果物の栄養素を得るためには、果物そのものを食べるようにしましょう。

     

    ゼリーは果物の含有量が多いものをチョイス

    お店で売っているゼリーは、少ない果汁で果物の風味を出しているものが多く、ジャム同様にたっぷりの砂糖を使っているので、あまり好ましくありません。

    ゼリーを買う時に表示をしっかり確認して、できるだけ果物の含有量が多いものを選ぶようにしましょう。

     

    ドライフルーツは食物繊維の摂取ができる

    ドライフルーツは砂糖が添加されているものと、添加されていないものがあります。食品表示を確認して、砂糖が添加されていないもの(表示に果物としか書かれていないもの)を選びましょう。

    ドライフルーツは干すことで、様々な栄養素が凝縮されます。特に、食物繊維が凝縮されるので、便秘の改善などに効果的です。

    とは言うものの、ビタミン類は失われるので、ドライフルーツだけ食べていればOKということでもはありません。

    また、ドライフルーツにすることで重量が減るので食べ過ぎにも注意しましょう。

    しかし「いつも間食でお菓子を食べる」という人は、少量のドライフルーツに代えてみることで、お菓子よりも栄養素などの摂取ができますよ。

     

    毎朝、旬の果物を食べよう

    いかがでしたか? 果物の適量や効果的な食べ方は意外と知られていないもの。ぜひ適量を知り、旬の果物を毎朝食べて、1日を元気に過ごしましょう。

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    このコラムを書いたArtist

    若子みな美
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    若子みな美

    管理栄養士・減塩料理家 レシピ開発、料理・美容・栄養など食に関する記事の執筆や監修、料理写真撮影、栄養計算などのお仕事をしています。 病院や学校給食に従事した経験を活かし、食に関してトータルコーディネートを行う。 『栄養バランス × 味 × 見た目』を3つが揃った減塩レシピ、時短簡単レシピの開発を得意とする。 見た目からの料理の美味しさを極めるため、祐成陽子クッキングアートセミナーへ通い、フードコーディネーターになるための知識・経験を得る。

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