昭和のごちそう、第二弾? サクサクのパイのケースの中にとろりとチキンのクリーム煮が。
市販のパイ皮を使用するので、見た目より簡単に作れます。 具の取り合わせはお好みで。エビ、カニはもちろんですが、ローストビーフを食べやすく切って鶏肉の代わりに使うのもおすすめ。グリーンピースは「飾り」ではありません。春の旬の生をサヤ付きから準備してください。
鶏肉はローストしたもののむね肉を1センチ角に切る。 生の鶏肉を使う場合は塩コショウしてソテーしておく。
グリーンピースはさやから出して塩ゆでしておく。季節の生のグリーンピースを使うこと。無い場合は別の青味の野菜を使ったほうが良い。
マッシュルームは軸を除いて薄切りにする。なければ、他のキノコ(シイタケなど)を使う。缶詰のマッシュルームより美味しい。
Aでホワイトソースを作る 以前の記事をご参考
バターで玉ねぎをゆっくりと炒め、マッシュルームを加えて水分がなくなるまで炒める。色づかないようにゆっくりと。マッシュルームの水気を飛ばすように。
ホワイトソース、鶏肉、グリーンピースを加えて味を調える
パイ皮は直径10センチの丸型に抜き、うち4枚は直径7センチでもう一回抜いてリング型にして丸形に重ねる。底になる4枚はフォークで穴を開けておく。溶き卵(分量外)を塗り、200度に予熱しておいたオーブンで12分焼く。 焼き時間の間に5までを作る。
パイに5を入れ、直径7センチで抜いたものを乗せる。
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塩田ノア
1955年、東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、銀行に10年間勤務して退行。1993年にイタリアへ渡り、語学と料理を学び、2年半後に帰国。 1995年に料理家として仕事を始める。本格的なイタリア家庭料理と、シンプルでおしゃれな普段のおかずが人気。2004年からパリに暮らす。