ごまの濃厚さがたまらない ごま豆腐。 高野山で頂いた精進料理のごま豆腐の美味しさが忘れられず作ってみました。 冷たくて、もっちり、とろんの食感が家でも作れます!
混ぜれば混ぜるだけ美味しくなると言われています。 火にかけたら頑張って手を休めないようにずっと混ぜ続けましょう。 休んでしまうと均一ななめらかさになりません。
○ボウルに水を入れ、昆布を浸して1~2時間置いておきます。→【A】 (時間がない時は、煮だしてから出汁を急冷させます) ○流しいれる型やバットを用意しておきます。
くず粉の溶け残りがないように、ボウルに昆布だしとくず粉を入れて木べらなどでよく混ぜてから、ざるを通して鍋に移します。
1にねりごま、塩を加えてよく混ぜてから弱火~中火にかけます。 濃度が出てきたら、さらに弱火にして 鍋底全体を絶えずかき混ぜて均一なねばりになるようにします。 とにかく混ぜて、混ぜて、がんばって混ぜます。 火加減によりますが、10~15分くらい混ぜ続け、木べらからボドッと落ちる加減まで火を入れます。
流し缶かバットなどに流しいれ、少し高いところからトンと落として空気を抜き、熱いうちに密着させるようにラップをします。 粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
バットから取りだし、スプーンですくい器に盛り付けわさびを添えます。 お醤油をかけてどうぞ。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。