いつものおいなりさんに、ツナと食感の良い漬けものを合わせてお子さんも大好きな味に!甘さと漬物のしょっぱさのバランスも良いです。
寿司酢はご飯が熱いうちにかけて、ご飯に十分になじませます。ご飯が冷めてしまうと、すし酢をうまく吸うことが出来ず、べちゃっとした酢飯になってしまうので気を付けましょう。
米は洗い、炊飯器の目盛の水加減から大さじ1くらい引いて、昆布を入れて炊きます。 ツナ缶は油を切っておきます。
油あげは半分に切り、袋になるように開いておきます。 ※袋になりにくい時は、麺棒か菜箸でローラーのようにコロコロすると開きやすくなります。
鍋に湯を沸かし、油あげを入れてへらで沈めて1~2分油抜きします。 水に取り、粗熱をとったら2枚ずつ重ねて両手ではさんで絞ります。 ※柔らかいので箸でやると穴があきやすいです。油を抜くことで味なじみしやすくなります。
鍋にA 水150ml、きび砂糖(上白糖でも良いです)大さじ4、醤油大さじ3、みりん大さじ1の水と調味料を入れて混ぜ、火にかけて砂糖が溶けたら2を放射状に並べて中火で10分煮ます。 調味料が全体に回るように、お皿などで落し蓋をします。
そのまま粗熱が取れるまで冷やし、2枚ずつ重ねて両手ではさんで優しく煮汁をしぼります。
ご飯が炊きあがったら、昆布を除いて合わせたB 米酢大さじ3、きび砂糖(上白糖でも良いです)大さじ1、塩小さじ1/2を加え混ぜ、ひねりながら白ごまを加えて酢飯を作ります。
漬けもの(今回はたくわん、しば漬け、野沢菜漬け)を細かく切り、ツナと一緒に 5の酢飯に混ぜ込んでから10等分に丸めます。
袋の中に酢飯を入れ、口は開けたままにし盛り付けます。
191298
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。