私が小さい頃よく食べたおはぎは、きな粉がまぶしてあるだけで中にあんこは入っていませんでした。それだけに中にあんこを仕込んだものは食べた時には嬉しい驚きがありました。シンプルなきなこおはぎですが、中のあんこときな粉の甘さのバランスが美味しさの鍵になってます。
もち米の中にあんこを包む際はあんが柔らかいと包みにくく大変です。電子レンジで固さを調整して丸めるときれいに仕上がります。 もち米100%で作るおはぎは作りたては美味しいですが冷めると固くなってしまします。すぐに食べない場合は3~5割の割合でうるち米を混ぜて炊いたものを使うと柔らかさが持続します。
〇もち米は洗い、分量の水に2時間浸水しておきます。 〇粒あんを用意します。 基本の粒あんのレシピはこちら。 https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/375538
浸水したもち米に塩ひとつまみを入れ混ぜて炊飯器で炊きます。 その間に粒あんを30gずつに計量し丸めておきます。 (あんこが柔らかい場合は包みにくいので、ボウルに広げて電子レンジで30秒くらい加熱して水分を飛ばすと良いです)
ボウルにA きな粉50g、上白糖10gをよく混ぜ合わせておきます。 炊きあがったもち米を麺棒で搗いて半殺しにし、手に水をつけながら手で8~9等分に分けて丸めます。
手に水をつけて、丸めたもち米を押し広げて1を包み、きなこを全体にまぶし付けます。
仕上げに上から茶こしできなこを振りかけるときれいに仕上がります。
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2020/09/09 00:54
2020/04/25 18:20
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。