市販のあんこも美味しいですが、自分で炊き上げるあんこは格別です。美味しさがぜんぜん違う!!と感動するはずです。コトコト炊く音や、小豆の優しい香りは炊いていても心癒される作業です。 あんこは和菓子作りにはもちろん、トーストに塗ったりアイスに添えたりあると意外と使える食材です。冷凍保存もできるのでたくさん作っておくのがおすすめです。
小豆によって炊きあがる固さに違いが出たりしますが、煮ながら食べてみて固くないか、皮が気にならないか確認すると良いです。
ザルに小豆を入れてさっと優しく洗っておきます。
1回目の渋切りをします。 鍋に小豆と水600mlを入れて中火にかけます。沸騰したら差し水(200ml)を加えてさらに煮ます。
沸騰したら1分ほど煮てザルに入れてゆで汁を切ります。 ザルに入れたまま上から水をかけます。(タンニンなどの渋みを流します)
1回目と同じようにザルでゆで汁を切ったら水をかけます。
本格的に炊いていきます。 鍋をきれいに洗って、小豆と水600mlを入れて蓋をして中火にかけます。 沸騰したら、小豆が小躍りするくらいの火加減に落として30分煮ます。 途中小豆が頭を出さないように差し水をしながら炊きます。
小豆を少量取ってつぶして柔らかくなっているか確認します。
皮をさらに柔らかく煮上げるためにクッキングシートを鍋の大きさに合わせて落し蓋を作り、さらに蓋もして一番弱い火加減で30分ほど煮ます。
ザルの上に絞っても破れない丈夫なキッチンペーパーをしいて7をあけてゆで汁を切り上から優しく水をかけます。 キッチンペーパーを巾着状にして軽く水気を絞ります。
きれいに洗った鍋に戻して分量の上白糖を加えて中強火にかけます。 小豆がつぶれないように大きくへらを動かすようにゆっくりと混ぜます。
水分が飛んできて、木べらですくえるようになってきたら、塩をひとつまみ加え混ぜ火を止めます。 粒あんが冷めやすいようにバットに一すくいずつ広げます。
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2023/12/29 13:18
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2021/06/16 22:50
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。