果肉感が残るプレザーブスタイルのいちごジャムなのでフレッシュな味わいが特徴です。 ごろごろと入っているいちごが贅沢感があってスコーンやトーストなど一層おいしくさせてくれます。
いちごにグラニュー糖をまぶしてから時間をおいて果汁を出しておくことで、煮る時間が短縮されフレッシュ感の残るジャムに仕上がります。 アクは丁寧に除くと仕上がりがきれいですよ。
保存瓶はアルコールか煮沸消毒をしておきます。
いちごは洗ってへたを切り、重さを計ります。 いちごの半量のグラニュー糖を用意します。
鍋にいちごを入れ、グラニュー糖をまぶし混ぜ一晩、最低1時間くらいおいて水分を出します。
弱火〜中火にかけ、鮮やかな赤色の果汁がしっかり出てくるまで火にかけます。
網じゃくしでいちごを取り出し、とろみが出てくるまでアクを除きながら強火で煮汁をふつふつ煮詰めます。
いちごを戻し入れ、さらに3分〜5分ほど強火で煮詰めます。 アクが出るので丁寧に除きながら煮るとクリアできれいな仕上がりになります。 濃度はへらについたジャムを指でなぞると線が残る状態が目安です。
仕上げにレモン汁を加え混ぜ火を止め、保存容器に詰めます。 冷めたら冷蔵庫で保存し2週間ほどで食べきります。 長期保存したい場合はジャムを入れた瓶ごと煮て脱気すると常温で1年ほど日持ちします。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。