ポイントは色使い!いつもの食事をハロウィンぽくして楽しもう
秋の収穫を祝い、悪霊払いから始まったハロウィン。本来の宗教的な行事ではなくなったものの、仮装したりパーティーで盛り上がったり、ここ数年は秋の楽しいイベントとして定着しました。
現代のハロウィンでイメージされるのは、カボチャで作る「ジャック・オー・ランタン」と、魔女やモンスターの仮装。お料理でハロウィンを楽しむなら、魔女が作ったような「Spooky (不気味)」な盛り付けで、視覚から演出してみましょう。
これなら手軽!ハロウィンカラーの食材いろいろ
ハロウィンを象徴するカラーは、カボチャでおなじみの「オレンジ」。ニンジンやエビ、柿やミカンで代用してもいいですね。
また、血をイメージさせる「赤」、不気味な印象の「紫」や「黒」も象徴的です。
「赤」はトマト・パプリカ・唐辛子・ベリー系、「紫」は紫キャベツ・紫タマネギ・ナス・ぶどう、「黒」はイカスミ・黒オリーブ・のり・チョコなどがいつものお料理に取り入れやすいですよ。
「紫×赤」で鮮やか!紫キャベツで作るトマトソースのロールキャベツ
ハロウィンカラーの紫と赤を組み合わせた、トマトソースの紫ロールキャベツ。ロールキャベツにはさっぱりとした味わいの豚ひき肉を使うことが多いですが、苦みのある紫キャベツには肉らしい風味が楽しめる合ひき肉がおすすめです。紫キャベツを上手に調理するポイントもご紹介します。
【材料(4個分)】
紫キャベツの葉…4枚
合いびき肉…200g
タマネギ…1/4個
パン粉…大さじ3
A 卵…1個
A 塩…小さじ1
B カットトマト…100g
B 水…50ml
B 塩コショウ…少々
【下準備】
パン粉に水大さじ2を混ぜ、柔らかくしておきます。
【作り方】
1.紫キャベツの葉を2枚ずつ重ねてラップで包み、600Wの電子レンジで3分加熱し粗熱をとります。紫キャベツは葉が硬いので、いつものキャベツよりちょっと長めに電子レンジにかけて扱いやすくします。
2.固い芯は包丁でそいでみじん切りに、タマネギもみじん切りにします。
3.ひき肉に2のキャベツの芯とタマネギ、材料Aを加え粘りが出るまで捏ねたら4等分します。今回は煮込み時間が短いため、肉ダネはいつもより濃いめに味付けしています。薄味がお好みの方は、塩の分量を半量まで減らしてください。
4.4等分したタネをそれぞれ丸めて、紫キャベツ1枚に1つずつ置きます。
5.葉の手前と右側を折りたたみ、向こう側の端まで巻きます。
6.左側に残った葉を、指でタネの中へ押し込みます。卵を加えてゆるめのタネにしてあるので、力を入れなくてもスッと押し込めますよ。
7.鍋またはフライパンに、巻き終わりを下にして6を並べます。今回は直径19cmのスキレットがちょうどいい大きさでした。
材料Bを混ぜ合わせてからフライパンに流し入れ、蓋をして弱火で10分煮ます。クタクタになるまで煮ると紫キャベツの色が退色してしまうので、今回はひき肉に火が入る程度の煮込みにします。
8.仕上げにタイムを飾り、粉チーズをふってできあがり。
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『ハロウィン☆ロールキャベツ』
いつもの料理をハロウィンカラーでアレンジすれば、おうちで手軽にハロウィン気分が味わえます。お料理に彩りが足りないなと思ったら、ボウルに入れたサングリア(赤ワインやグレープジュースにフルーツを浮かべた飲み物)を添えたり、100円ショップで手に入るハロウィンピック、紙皿や小物を使ったりするのもおすすめです。
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