◉立春を過ぎると、桜の葉や桜の花の塩漬けが店頭に並びます。和菓子を作りたいと買いおいていたものが結局作らずに思いついたのがこのレシピです。 ・桜の花を散らした酢飯を稲荷寿司にしました。 ・味付けは普段作る酢飯や油揚げの煮物より控えめにしています。桜の香りを楽しんでください。 ・卒業や入学、新たな生活に向かう春、お花見シーズンの特別な時に桜餅風【桜ご飯】の稲荷寿司を作ってくださると嬉しいです。
◉特別な日に作るお稲荷さんのアレンジなので皮から丁寧に作れる日に是非お試しください。下準備から工程をよく読んでから時間配分を把握してください。 ・桜の花と葉の塩抜きする時間とお米の浸水時間/ご飯を炊く時間と油揚げを煮る時間が同時進行なので思ったほど時間はかかりません。 ・ご飯は1個分50gにしています。白米2合の炊き上がりの重さは660g程度なので油揚げの大きさで詰めるご飯の量は加減してください。(白米を1合半にする場合、桜の花や取りおく水は変更なしで酢の量で味を加減してください。) ・余ったご飯は刻んだ梅干しや青紫蘇でおにぎりにすると美味しいです。 ・桜の葉は飾り用なので食べても問題はありませんが、香りと見た目を楽しむものとして使っています。 ・作りたてより、時間をおいていただいた方が酢飯と油揚げと桜の葉の香りが馴染みます。
・桜の花の塩抜きが終わったら、水気を絞り、飾り用に8個綺麗なものを取りおく。 ・残りは茎の部分を切り分け、細かく刻む。 ・花の部分は桜ご飯用に取り分けておく。
・浸水させておいた白米に、下準備でとりおいた100mℓの水を入れ、2合を炊く時より少なめに水を足して炊く。 ・炊き上がった米をボウルに400g入れる。(1個分50g) ・B カンタン酢(ミツカン)大さじ2、きび砂糖大さじ1をご飯にまわしかけ切るように混ぜる。 ・工程1で取り分けた桜の花を入れ混ぜる。 (※残りのご飯は刻んだ梅干しと混ぜておにぎりに)
・油揚げは1枚ずつ菜箸を2〜3回転がす。(開きやすくなる。) ・半分に切る。 ・破れないように指を入れて袋状にする。 ・お好みで半分を裏返しても良い。
◉酢飯をバットに広げ8等分の線を軽く菜箸でつける。 ・1個分をラップで軽く握ったら、汁気を切った油揚げに入れ、口の部分を折り形を整える。
・下準備で塩抜きしていた桜の葉をザルにあげてキッチンペーパーで水気を拭き取る。 ・桜の葉を稲荷寿司に巻く。 ・桜の花を飾る。
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平川ちあき/chiaki3
𖠁身近な食材で華やぐ お弁当/行事(季節)食𖠁 〜金融機関の会社員から食の世界へ〜 3人の子育中より30年間作り続けているお弁当や行事(季節)食 。 末娘の大学卒業を機に、好きな事を仕事にしたい!と金融機関の会社員から食の仕事にキャリアチェンジしました。 食育アドバイザー2級/フードコーディネーター3級/食空間コーディネーター3 級/料理技術検定中級/シニアフードアドバイザー/荻山和也パン教室ディプロマ 雑誌「サンキュ!」web版・企業のホームページで食のコラム執筆中。 料理家・フードコーディネーターとしてCM制作の料理・スタイリング担当。 成美堂出版社刊行パンのレシピ本/アシスタントとして氏名掲載。 スマートニュース、Yahoo ニュース等メディア掲載。 お弁当や料理でレシピコンテスト入賞実績あり。