酒かすを利用して作る発酵食品「かす漬け」 かす漬けの代表・奈良漬けや魚や肉の切り身を漬けたものはとても美味しくカラダにも良いんです♪ ぬか漬けよりもハードルが低く、塩分も控えめに作れるので是非「マイかす床」生活を楽しんでみませんか?
・アルコールの強い焼酎やみりんを加えることで保存性を高めます。 アルコールが強いと感じたら、酒粕の量を多くしたり、焼酎をみりんに変えたり、味噌などを加えたりすることでマイルドなかす床を楽しめます。 (スタイリング・撮影:佐藤絵理)
酒粕と焼酎を耐熱容器に入れ、600wのレンジで40~60秒温める。 (人肌程度になればOK)
しっかりとペースト状になるまでかき混ぜる。 これで出来上がり!
にんじんや大根、きゅうりなどの野菜をつける時は、少し塩を振り、水分を出してから漬けるとかす床が薄まりにくくなります。
■おすすめ食材 ・肉や魚介類 ・大根、にんじん、きゅうりなどの野菜 ・豆腐(チーズのようになります) 漬ける時間は半日~1日が目安です。 お好みの漬け加減を調整してください。
■保存方法 ・冷蔵庫ではなく、常温で保存してください。 (肉や魚を漬ける時は冷蔵庫に。) ・食材の水分が出て水っぽくなったり、味が薄くなってきたら新しいかす床に。 小さな容器で作れるので、いろいろな味を試してみても! (味噌味、塩や砂糖、辛子を加えたバージョンなど)
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柴田真希
㈱エミッシュ代表取締役。Love Table Labo.代表。 1981年、東京生まれ 女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。 27年間悩み続けた便秘を3日で治した「雑穀」や「米食の素晴らしさ」を広めるべく、雑穀のブランド「美穀小町」を立ち上げる。 現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーのコンサルティングや飲食店のメニュー開発プロデュースなどを手がける。 「私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました。」「ココナッツオイル使いこなし事典」(ともに世界文化社)、「はじめての酵素玄米」(veggy Books)、「やっぱり、塩レモン!魔法の調味料で作る絶品レシピ」(河出書房新社)、しっかりごはんとシンプルおかず「おなかやせ定食」(主婦の友社)、「女子栄養大学の雑穀レシピ」(PHP出版)、「簡単! 美腸レシピ」 (エイムック)などを出版。