バナナの皮が真っ黒になるほど熟したものを使うと、香りが良くてコクのあるマフィンになります。砂糖は上白糖やグラニュー糖でも構いませんが、ブラウンシュガーや黒糖を使うと甘さ控えめで、ラム酒のような風味が出ます。中央にのせるバナナの代わりにチョコチップやクルミをのせてもOKです。
生地の分離を防ぐために、卵は少しずつ、特に1回目は少なめに加えてください。お菓子作りに慣れていない方は3~4回に分けて加えてもOKです。
卵、発酵バター、生クリームを常温に戻す。 卵を溶いておく。 A 薄力粉110g、ベーキングパウダー5gをふるっておく。 オーブンを180℃に温めておく。
ブレンダーを使ってバナナをペースト状にする。
深めのボウルに発酵バターを入れ、ハンドミキサーで2分程度攪拌する。
太白ごま油を加え、生地に油が馴染むまで混ぜる。
溶いた卵を2回に分けて加え、その都度しっかり攪拌する。1回目はやや少なめに。慣れない方は3回に分けて加えてもok。
生クリームを加え、よく混ぜる。
A 薄力粉110g、ベーキングパウダー5gを加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
バナナの表面に太白ごま油を薄く塗る。
180℃のオーブンで28分焼く。焼きあがったらすぐに型から外し、冷ます。
475160
こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。