お客様を招いた際、お祝いの席にぴったりな豪華で華やかなご飯です。炊き立てのご飯をいったん食卓に運び、ゲストの前で蓋を開ければ歓声が上がること間違いなしです。
車海老は殻を剥いてから盛り付けるので、面倒なら串打ちをする必要はありません。ただ「映え」る仕上がりにするなら、ぜひ串打ちをしてください。身の中央に串が通るように刺してください。味付けはシンプルに薄口しょうゆだけにしていますが、甘めがお好きな方はみりんを大さじ1杯加えてください。
米を研ぎ、ざるにあげて水気を切る。
土鍋に研いだ米と水540mlを入れ、昆布を上にのせる。30分浸水させる。
車海老の背ワタを取り、尻尾から頭に向かって竹串を刺す。こうしておくと、加熱しても海老が丸くならない。
30分経ったら、薄口しょうゆを入れ、万遍なく行き渡るように土鍋を揺する。車海老を上に並べる。
土鍋の蓋をして、中火にかける。沸騰したら弱火にし、15分加熱する。その後、蓋を取らずに5分蒸らす。
万能ねぎを小口切りにする。
車海老と昆布をいったん取り出し、ご飯を軽く混ぜてほぐす。茶碗にご飯を盛り付け、殻を剥いた海老と万能ねぎをのせる。
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こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。