いちごとバルサミコビネガーはイタリア人の好む組み合わせ。甘みとコクのあるバルサミコの風味がいちごの酸味と甘みによく合います。
ドレッシングはしっかり乳化させることで旨味がグンと強くなります。ブレンダーのない方はオリーブオイル以外の材料をすべて混ぜたところに、オリーブオイルを糸のように細く垂らしながら混ぜると乳化しやすくなります。砂糖を使う代わりに、大さじ2杯のバルサミコビネガーを半量になるまで煮詰めて使うと、より一層コクのあるドレッシングになります。煮詰めたバルサミコビネガーは肉料理のソースとしても利用できます。
いちごは洗って、ヘタを取る。縦に4等分に切る。
ベーコンは1㎝角に切り、弱めの中火にかけたフライパンで焼く。表面全体から泡のような脂が浮き出てきたら火を止め、キッチンペーパーにのせて脂を切る。
レタスを冷水で洗い、水気を拭き取る。食べやすい大きさにちぎる。
食べる直前に食材とドレッシングを和える。あるいは食材を器に盛り付け、ドレッシングを添えて食卓に出す。
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こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。