ベトナム・ハノイの「ブンボーナンボー」を帰国したフランス人がアレンジした「ベトナム生まれ、フランス育ち」の料理で、パリのベトナム料理店ではお馴染みの人気料理です。揚げ春巻きをのせたものが一般的ですが、ここでは手軽に作るために割愛しています。
パクチーは根にも強い香りがあるので、よく洗ってから使ってください。細い米麺が手に入らない場合はそうめんで代用可能です。
米麺を30分間ぬるま湯に浸しておく。
玉ねぎとパクチーの根と根元に近い茎の部分、にんにくをみじん切りにする。
牛薄切り肉と工程1で切った野菜、A オイスターソース大さじ1、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、ココナッツシュガー大さじ1をビニール袋に入れ、軽く揉む。常温で30分置く。
B ニョクマム大さじ3、ライムの搾り汁大さじ2、ココナッツシュガー大さじ2、水90mlを混ぜ合わせて、タレを作る。
にんじんはスライサーで細く切り、塩をまぶしておく。
紫玉ねぎは薄くスライスし、パクチーの葉を1〜2cm程度の長さに切っておく。
フライパンを中火にかけ、オリーブオイルを入れる。牛薄切り肉を漬け汁ごとフライパンに入れ、炒める。水気をしっかり飛ばす。
沸騰したお湯に水で戻した米麺を入れ、2分ゆでる。ゆであがったら水気を切り、流水で洗う。氷水でしめたら、水気を切る。
器にタレを入れ、その上に米麺をのせる。その上に牛肉とにんじん、紫玉ねぎ、パクチーの葉、ミント、ピーナッツダイスをのせる。
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こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。