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フランスの伝統料理にカスレという煮込みがあります。白いんげん豆と豚肉は必須の組み合わせ。本来はここに鴨やソーセージ、豚肉も豚足やすね肉、骨付きハムなどをたっぷり入れたお鍋をパン屋さんに持っていき、かまどの残り火を借りて作っていました。ここでは材料はシンプルに、とろりとしたお豆とほろほろに崩れそうな豚肉だけ。ポン酢がベースなので重くなりすぎずごはんにもよく合います(*^-^*)
白いんげん豆は乾燥なら一晩水に浸します。 時間のない時は水煮缶を入れて20分ほど煮込むとなじみます。 酸味が強いポン酢なら控えめに、また玉ねぎを多めに入れると自然な甘みが増します。
香味野菜A 玉ねぎ1/4個、にんじん50g、セロリ30gはみじん切りにする。
スペアリブに塩こしょうをしフライパンで表面を焼く。 スペアリブを取り出し香味野菜を弱火でじっくり炒める。
スペアリブと白インゲン豆、1の香味野菜、トマトペーストとポン酢、水を圧力鍋に入れて20分加圧する。 または厚手の蓋付鍋で2時間弱火で煮込む。
味見をして必要なら塩こしょうで味を整える。
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…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。