美味しい油揚げが手に入ったらぜひ作ってほしい、基本のおいなりさん。 しっとりジューシーな油揚げと、酸味のきいた酢飯のマリアージュが楽しめます。 甘じょっぱい油揚げにご飯をたっぷり詰め、満足感のある仕上がり。 酢飯が酸味が苦手な方、甘めの油揚げが好きな方は、ポイントをご参照いただき、調味料を調整してくださいね。
・菜種油で揚げた油揚げを使うのが美味しさの秘訣です!菜種油のコクが残り、本みりんがふっくらと仕上げてくれます。 ・油揚げが開かない時は、まな板の上に油揚げを置き、その上に箸を押し当てながらコロコロ転がすと簡単に開きます。 ・ご飯に米酢と梅酢を混ぜる際に、あれば飯台を使うとふっくらご飯が味わえます。大皿でも代用できます。 ・梅酢が手に入らない場合は、梅酢を米酢に変え、塩小さじ1/2を加えてよく混ぜ溶かしてからご飯に入れてください。 ・酸っぱいものが苦手な方は、ご飯にも甘みが欲しい場合は、米酢を大さじ1減らして、本みりんに変えて美味しく食べられます。 ・刻んだ紅生姜や、白すりごまなどをご飯に加えると、風味が良くなります。 ・油揚げを煮る際に、曲がったり重なりすぎたりすると味にムラができるので、大きめの鍋に均等に入れてください。 ・菜種油で揚げた油揚げが手に入らない場合、工程2の際に一旦ゆでこぼし、再度水を入れてからを味つけしてください。
白米はかために炊いておく。 油揚げは横にして半分に切り、開いておく。✳︎ポイント参照
かために炊いたご飯にA 米酢大さじ1、梅酢大さじ1を加え、しゃもじで縦に切るように混ぜて、冷ましておく。✳︎ポイント参照
鍋に水を入れて中火にかけ、沸騰したら油揚げを入れて5分ほどゆでる。✳︎ポイント参照
鍋肌からB 醤油大さじ2、本みりん大さじ2を加え、弱火にして水気がなくなるまで10分ほど火にかけ、最後は焦げないように鍋をゆすりながら煮切り、冷ましておく。
1を8等分にして俵型に握る。
3に4を入れ、口の部分を折りたたむ。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。 現在は講談社コクリコ、Yahoo!ニュース、サンキュstyle、コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。 これまで生み出したレシピは800を超える。 旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。 お弁当歴14年。 編集プロダクション・出版社で編集経験あり。