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鮭と根菜と酒粕の旨みで出汁いらず!酒粕を最初に加えることで、お酒の香りもキツすぎず、旨みだけが残ります。ご飯と鮭の粕汁があればそれだけで幸せ!
・こんにゃくはお茶碗などでちぎるようにすると、表面積が多くなって、旨みがしみこみやすくなります。 ・酒粕を最初から入れるとお酒臭さが飛んで、食べやすくなります。お酒の風味を残したい場合は、最後の方に入れてください。 ・鮭は沸騰してから入れることで、お魚の中にも旨みが残ります。 ・根菜は気になる方は皮をむいてください。
しめじは石づきをのぞいておく
大根、にんじんはいちょう切りに、ごぼうは斜め切りに、油揚げは半分に切ってから短冊切りに、塩鮭(甘塩)は4等分に切る。 こんにゃくはお茶碗などで一口大にちぎる。
鍋に水を入れて大根、ごぼう、にんじん、しめじ、こんにゃく、油揚げ、酒粕を入れて中火にかける。
沸騰したら塩鮭(甘塩)を加え、再び沸騰したらアクをとり、中弱火にして10分ほど煮る。
ごぼうが柔らかくなったら弱火にしてみそを溶き入れ、火を止める。
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fujinoniji 越野美樹
1歳より新宿育ち。 大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、結婚後約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。娘の通う学校の事務職をしながら、料理教室&食ライター生活のシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。基本調味料で野菜の美味しさを引き出すおうちごはんが得意です。食材と調理法を理解すれば、苦手な野菜も美味しく仕上がるということを伝えたいです。 趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。 料理教室の生徒さんは、みなさんお料理に対する姿勢が変わった、家族が野菜を食べてくれるようになった、レシピを見ただけではわからない火加減や調理法がよくわかって料理の仕上がりが変わった、お腹いっぱい食べても元気に過ごせる、などと口々におっしゃいます。 旬の野菜を自分が食べたいと思う料理に仕上げること、野菜をよく見て切り方や調理法を考えること、素材によって火加減や水加減を調整すること。食材の選び方や、野菜を美味しく仕上げるためのちょっとしたコツなどをお伝えしています。