私の出身地、長崎では卓袱料理の東坡煮といいます。本格的に作るのは、大変なので、家庭でも作りやすくしています。 先日帰省した折に作りましたが、歯が弱い父も喜んで食べておりました。
豚バラ肉は、脂身が適度にあり、厚みが均等なものを購入しましょう。しょうゆは濃口しょうゆだけでも構いません。砂糖はザラメのほうが、コクとテリがでます。無ければ白砂糖とみりんで調整しても良いです。
長ネギは4~5cmの長さに切る。(先の部分で良い)生姜は皮のまま薄く切る。 青菜は4~5cmの長さに切り、さっと茹でておく。(この湯は①で使うので捨てないでおくこと) 豚バラ肉は、3㎝の幅で切っておく。
①の肉をさっと湯通しして(15秒ほど)、ザルにあげておく。
厚手の鍋に、ごま油、長ネギ、生姜を入れ、弱火で香りを出す。火を強めて①の肉を入れ、ひっくり返しながら表面を焼く。
②にA 酒200ml、濃口しょうゆ40ml、薄口しょうゆ40ml、ざらめ砂糖60gを入れ、一煮立させアクを取り、蓋をして40~50分くらい弱火でコトコト煮る。(汁気があるかは時々確かめたり、上下入れ替えたりしたが良いかも。)
最後に、茹でておいた青菜を汁につけ、豚の角煮に添えて器に盛る。 お好みで辛子をつけても美味しい。
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2018/06/27 10:06
川端寿美香
料理講師 野菜と魚の料理研究家
日本野菜ソムリエ認定料理教室 明石の野菜と魚のおもてなしサロン「Maman's Dream」主宰 自宅や外部教室で野菜と魚の料理教室、 季節や行事に合わせたおもてなし料理教室、 魚さばき方教室を開催。 食育や魚食普及、美と健康、アンチエイジングなどの食生活、 料理方法などを含めたセミナー講師としても活動しています。 野菜ソムリエ ベジフルビューティセルフアドバイザー アンチエイジングプランナー 蒸しいためマイスター お魚かたりべ(水産庁長官任命) 和食文化継承リーダー 食品衛生責任者 テーブルコーディネート デュプロマ取得