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    \卵白消費/ ピスタチオ フィナンシェ 【動画&音声解説】

    • 投稿日2024/06/29

    • 更新日2024/06/29

    • 調理時間40(焼成後の粗熱をとる時間は除く)

    数年前にピスタチオスイーツが流行りましたが、その流行が過ぎたいまもなお、ピスタチオスイーツは人気フレーバーとして愛されています。濃厚なピスタチオの風味をしっかり味わえるお菓子をぜひ手づくりしてみてください♪ フィナンシェは焼き上がってから時間の経過とともに全体がしっとりとしていきます。それはそれで美味しいのですが、私は焼きたての外はカリッと、中はふわっとした状態のフィナンシェが一番好きです。デコレーションをすることで、プレゼントにもぴったりの華やかなお菓子になりますが、ピスタチオスイーツファンの方にはぜひ焼きたてのシンプルな状態でまず味わってみていただけたら嬉しいです。

    材料9×4cmのボート型約11個分 / フィナンシェ型約7個分

    • A
      卵白
      60g
    • A
      ピスタチオペースト
      25g
    • A
      少々(軽くひとつまみ)
    • B
      粉糖
      70g
    • B
      薄力粉
      20g
    • B
      ピスタチオプードル(ピスタチオパウダー)
      30g
    • 無塩バター(焦がしバター用)
      60g
    • バニラオイル
      数滴(お好みで)
    • C
      クーベルチュールチョコレート(ホワイト)
      8g
    • C
      コーディング用チョコレート(ホワイト)
      8g(パータグラッセ)
    • D
      粗く刻んだピスタチオ
      適量
    • D
      フリーズドライラズベリー(フレークタイプ)
      適量
    • 無塩バター(型用)
      適量
    • 強力粉(型用)
      適量(なければ薄力粉でも可)

    作り方

    ポイント

    ◆ 動画の中で使用しているボート形の型はブリキ製なので、型離れをよくするためにはしっかりとした下準備が必要ですが、フッ素樹脂加工の型やシリコン製の型の場合は、バターを塗るだけで強力粉はまぶさなくても差し支えありません。 ◆ ピスタチオペーストやピスタチオプードルは、製菓材料店で購入できます。ピスタチオペーストはパンに塗るスプレッド用のものなどではなく、製菓材料として販売されているものを使用してください。ペーストもプードルも、冷凍保存が可能です。 ◆ 焦がしバターをつくる際は、色が見えやすいように、白いホーロー製のミルクパンなどを使うと失敗しづらいです。バターの泡で色がどうしても確認できない場合は、一度火から外して温度を下げると見えやすくなります。また、理想の色になったらすぐにバターを冷やせるように、横にお水を入れたボウルを用意してから焦がしバターづくりに取りかかりましょう。 ◆ オーブンに焼きむらがある場合には、焼き時間の途中(生地が膨らみきったあたり)で天板の前後を入れ替えるとよいです。

    • ◆ 型の準備をする。無塩バター(型用)を室温に戻し、刷毛で型の内側にまんべんなく塗り、一度冷蔵庫で冷やす。バターが固まったら型の内側全体に強力粉(型用)をまぶし、型を逆さにして叩き、余分な粉をしっかり落とす。型に生地を流し込む直前まで再び冷蔵庫で冷やしておく。 ◆ オーブンを200℃に予熱する。

      工程写真
    • 1

      ボウルにA 卵白60g、ピスタチオペースト25g、塩少々(軽くひとつまみ)を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。

      工程写真
    • 2

      ①にB 粉糖70g、薄力粉20g、ピスタチオプードル(ピスタチオパウダー)30gをザルでふるいながら加え、生地が滑らかになるまで混ぜる。

      工程写真
    • 3

      無塩バター(焦がしバター用)を小鍋に入れて中火にかける。バターが完全に液体になったら、ゴムべらなどでかき混ぜながら明るめの琥珀色になるまで焦がす(バターの中に小さな茶色い粒が現れ始めるのが目安。通常のフィナンシェよりやや軽めの焦がし具合で止める)。すぐに小鍋の底を冷水につけ、余熱で焦げが進むのを防ぎ、粗熱をとる。

      工程写真
    • 4

      焦がしバターを②に加え、泡立て器で混ぜる。お好みでバニラオイルを加える。

      工程写真
    • 5

      冷蔵庫から準備した型を取り出し、8分目程度まで生地を流し入れる。

      工程写真
    • 6

      200℃のオーブンで10~11分程度焼き、粗熱をとって型から取り出し、完全に冷ます。

      工程写真
    • 7

      小さめのカップにC クーベルチュールチョコレート(ホワイト)8g、コーディング用チョコレート(ホワイト)8gを入れ、湯煎にかけて溶かし、混ぜ合わせる。オーブンペーパーで作ったコルネまたはビニール製の絞り袋などに移し、先端をカットして太さを調整する。

    • 8

      フィナンシェの上から手早く線を描くように⑦のチョコレートをかけ、冷え固まる前にD 粗く刻んだピスタチオ適量、フリーズドライラズベリー(フレークタイプ)適量を散らす。

      工程写真
    レシピID

    485873

    質問

    作ってみた!

    早坂玲奈
    • Artist

    早坂玲奈

    大切な記念日や、ご友人を招いてのお食事会など、料理を少し頑張ってみたいときに「何を作ったらいいかな・・・?」と迷ったら、ぜひ私のレシピルームをのぞいてみてください。『大切な人を喜ばせたい』という気持ちを応援するためのおもてなし料理をご紹介しています。 出張料理人・飲食コンサルタント・料理教室講師・フードスタイリストとしての経験を積みながら、プロ向けからご家庭向けまで、様々なレシピ開発に携わってきました。美味しさで周りを喜ばせることは、作り手自身の幸せにも繋がることだと日々感じながらこの仕事を続けています。 「簡単」「時短」も素晴らしいけれど、ときには時間をかけて料理を頑張ってみたい日もあると思います。料理にかける手間は、正しく作れば必ず報われます。丁寧に作り方をお伝えすることで、みなさんが大切な日を笑顔で過ごすためのささやかなお手伝いができれば嬉しいです。

    「料理家」という働き方 Artist History