おうちで出来たての美味しいすし飯(酢飯)が出来たら、恵方巻やちらし寿司、手巻き寿司など楽しさも広がります。 ここでは巻き寿司の具が甘いので砂糖控えめですが、手巻き寿司やちらし寿司など、魚介類に合わせる場合の砂糖の分量も記載しています。
炊きたての熱々のご飯にすし酢を混ぜ合わせるのが、何より重要なポイントです。 ご飯は少し硬めに炊きます。そうするとすし酢が入っても水っぽくなりません。 砂糖は上白糖又はグラニュー糖をお使いください。きび砂糖などを使うと酢飯が茶色くなってしまいます。 うちわであおぐのは、すし酢とご飯がまんべんなく混ざってからにしてください。 水分を飛ばし、早く人肌にさますことでベチャっとなるのを防ぎます。 米1合の場合:酢大さじ1と1/2 砂糖大さじ1 塩小さじ1/2 米2合の場合:酢大さじ3 砂糖大さじ2(魚介の場合大さじ2と1/2) 塩小さじ1 米4合の場合:酢大さじ6 砂糖大さじ4と1/2(魚介の場合大さじ5) 塩小さじ2 米5合の場合:酢大さじ7と1/2 砂糖大さじ5と1/2(魚介の場合大さじ6) 塩小さじ2と1/2 飯台(すし桶)が無い場合、ご飯が炊けたら炊飯器の中ですし酢を混ぜてしまいます。酢がいきわたったら、広めの皿に移し、うちわであおいで冷まします。ぬれ布巾は必ずかけてください。 ボウルなどにご飯を移してしまうと、水分でベチャっとなってしまいます。 飯台は、ご飯の水分量を調整するのに重要な役割を果たすので、是非お持ちいただきたい道具です。 お寿司以外にも、そばやそうめんを盛ったり、鍋ものの野菜を盛ったりという使い方も出来ます。
米は洗って昆布とともに水につけ、吸水させる。 吸水できたら炊飯する。
飯台(すし桶)の内側をしっかり水で濡らしておく。 米酢、砂糖、塩をよく混ぜ合わせてすし酢を作る。
ご飯が炊けたら昆布を取り除いてすぐに飯台にあけ、すし酢をまんべんなくかける。 しゃもじで素早く、切るようにすし酢をご飯全体にいきわたらせる。
ご飯とすし酢がまんべんなく混ざったらすし飯を広げ、うちわであおいですし飯を冷ます。 食べるまで、固く絞ったふきんをかけておく。 しばらく置き、人肌ぐらいになったら寿司を作る。
476549
Yukiyo
スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートで、栄養バランスを考えた献立を長年作ってきました。 今では栄養バランスは外さず、家族の笑顔が増えるような華やかで心躍る食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 お料理好きな皆様には旅行気分で楽しみながら、料理にまだ慣れていない方にも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住