しっとりジューシーないなり寿司は子どもからおとなまで人気の一品。おもてなしやお弁当にも重宝します。今回は、味がしっかり染みたしっとりジューシーな油揚げと、ベチャっとしない酢飯のコツをご紹介します。是非試してみてくださいね。
・油揚げを押し付けるように菜箸で転がすと、袋状にする際に中が開きやすくなります。 ・油揚げに熱湯を回しかけて油抜きをすることで調味料が染み込みやすくなります。 ・酢飯は切るように混ぜることでごはんの粒が潰れずにつややかに仕上がります。 ・酢飯を手早く冷ますことで蒸気がこもってベチャッとなるのを防ぎます。 ・いなり寿司は、冷蔵保存するとごはんが固くなるので、あまりおすすめできません。ひとつずつラップに包んで冷凍保存し、食べる際に電子レンジで加熱するのがおすすめです。冷凍で約1ヶ月保存可能です。
米は洗って炊飯器の内鍋に入れ、目盛よりやや少なめの水を注いで炊飯する。
油揚げをまな板に置き、菜箸で押さえつけるようにしながら転がす。残りの油揚げも同様にする。(こうすることで中が開きやすくなります。)
1を半分に切り、丁寧に中を開いて袋状にする。
2をザルにのせて熱湯(分量外)をまんべんなく回しかけ、油抜きをする。(油揚げの表面の油を落とすことで味が染み込みやすくなります。) 粗熱が取れたら、両手で挟むようにして軽く水気を絞る。
鍋にA 出汁300ml、砂糖大さじ4、醤油大さじ2、みりん大さじ2を入れて中火に掛け、砂糖が溶けたら一旦火を止める。
4に3の油揚げを入れ、鍋より一回り小さい鍋蓋をのせ、中火で7~8分煮る。
一旦蓋を取り、上下を返し、再度蓋をして汁気がなくなるまで5~6分中火で煮る。
汁気がなくなったら、少し冷まして味をなじませる。
炊き立てのご飯をボウルに入れ、B 酢大さじ2と1/2、砂糖大さじ2、塩小さじ1を回しかける。しゃもじで切るようにして混ぜ、うちわなどであおいで冷ます。
8を12等分(1個あたり約40g)にして軽く丸める。7の油揚げの汁気を軽く絞り、酢飯を詰める。
油揚げの両端を中央に折り、余った両端も折って口を閉じ、形を整える。残りも同様にする。器に盛り付けて、お好みでしょうがの甘酢漬け(市販)を添える。
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楠みどり
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーター・幼児食インストラクター
野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。 2008年 野菜ソムリエ(中級)取得 2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業 2017年 幼児食インストラクター取得