初めての方お子様でも作りやすいレシピです。短い時間で作れるようにレンジ発酵200w30秒を1次発酵で使用しました。 ホームベーカリーを使わず手ごねで美味しいパンが焼けます。 こねるのもジップロックで手も汚れません。 牛乳を水に代えたり、強力粉を30gだけ薄力粉や全粒粉に代えたり、クルミなど加えたり色々アレンジしてみてください。 小さく切ってちぎりパンも出来ます。
イースト菌の話:イースト菌のエサはショ糖なので甘味料で代用できません。みりんは砂糖より糖質が低いですが大さじ1で比べるとほぼ糖質量は変わりません。アルコールが入っているので冷めても柔らかいパンになります。本みりんが無ければみりん風でもOKです。 発酵の話:イースト菌が生地を短い時間で発酵させるには温度が重要です。室温が20度以下ならオーブンの発酵機能を使いましょう。お湯を入れたボウルの上にバッド、生地を乗せてもOK。冬場はコタツでもOK。低い温度でも発酵しますが時間がかかります。イースト菌は炭酸ガスを出すので発酵したらガス抜きをします。 バターの話:バターは油分と風味のために加えます。塩は味付けとイーストの発酵を止めます。では無塩バターでなくても・・・その通り!普通のバターやマーガリンでもOK。最近は塩パンが流行っているので塩が多くてもOKです。 グルテンの話:粉のタンパク質と水で作られます。生地をこねると弾力を出ます。うどんなどはコシが出ると言います。パンは西洋から入ってきたため手でこねますが、日本のうどんなどは足でこねます。そうなんですパンも足でこねて良いんです。手よりも楽で短い時間でコシ(グルテン)が出ます。ちなみに強力粉はタンパク質量が多いのでパンに使われます。 牛乳の話:水よりも色良く柔らかく焼けます。ミルク風味も美味しいですね。なので水でもOK。 オーブンの話:オーブンによって予熱が終わっても設定した温度になっていません。色よく焼きたい時は、190度で予熱後、生地を乗せたトレーを入れて、もう一度190度で予熱します。予熱後、15分焼きます。これでお店に負けない色と食感と風味に仕上がります。※大きいミトンでやけどには注意しましょう。
強力粉250g(計量器に大きいボウルを乗せて表示を0にしてから粉を入れる) 無塩バターはバター風味のマーガリンでもOK 計量せずに2目盛りで切って(1目盛り10g)レンジ600w20秒加熱して少し溶かして混ぜやすくしておきます。
冷蔵庫から出した牛乳を計量カップに160ml入れて、レンジ600w30秒加熱する。 ドライイースト、みりんを加えて混ぜる。
計量カップの牛乳をスプーンで混ぜながら粉に投入します。 大きなヘラで粉が飛ばないようにゆっくり全体を数十秒混ぜます。
周りの粉やヘラの生地をそぎ落としながらひとまとめにします。数十秒
無塩バター、塩を加えます。
ジップロックに移して薄く広げます。 ※材料はまだきれいに混ざっていません。
口を開いて袋を立てると生地が折れます。 ⑥、⑦を繰り返す。 ※⑥を袋を破らないように足でしっかりつぶすと早く混ざって5分もかからずグルテンも出てきます。
生地の弾力が出てきたら、袋の上から手で数回しっかりこねて丸くひとまとめにする。
レンジ200w30秒加熱して1次発酵
袋の中で大きく伸ばしてガスを抜く。 袋の上から好きな大きさにスケッパーやヘラで適当に切る。
袋の左右をはさみで切る。
1枚ずつ巾着のようにまとめて丸く成形する。
大きさをきれいにそろえたい時は、計量器で量ってちぎって重さをそろえてから丸めましょう。
切ったので10分休ませます。 ※乾燥しないようにジップロックで挟みます。 ※ここでオーブントレーにクッキングシートを切って敷きましょう。
もう一度やさしくつぶす。 きれいな面を下にして優しく巾着にして丸めてしっかり閉じる。
オーブントレーに、閉じ目を下にして並べる。 乾燥防止にジップロックを掛ける。 このまま30分放置かオーブンに入れて発酵機能で35度30分で取り出す。
焼けたら鍋敷きなど網に乗せて冷まします。 焼き立てでもとってもおいしいです。 冷めたらビニールに入れて乾燥を防止して、翌日でも柔らかく美味しくいただけます。
418482
だんどり
簡単で適当な男料理ばかりですが、皆さんに美味しいを伝えたい、喜んでもらいたいと思って毎日新作レシピを創作しています。アレンジ大歓迎です!料理を楽しんでください。 昼間は普通のサラリーマンなので夜中に料理を作っています。たまに料理家もやってます。