3回にわたってお届けするゴスペラーズ黒沢さんとヤミーさんによるカレー対決。3つのテーマでそれぞれカレーのレシピを紹介してもらいます。第1回目のテーマは「市販のルウを大変身させるカレーの隠し味」でした。
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2回目のテーマは「具材ごろごろスープカレー」です。野菜やお肉がたっぷり入ったスパイシーなスープカレーのレシピをご紹介します。お二人がどんな具材を選ぶのか、ベースのスープはどんな味なのか気になりますね! さっそく拝見しましょう。
【黒沢さん提案】鶏肉のうま味たっぷり!スープカレー鍋
黒沢さんが提案してくれたレシピはたくさんの鶏肉を使ったスープカレー。鶏肉から出たダシとスパイスのハーモニーが最高! あふれんばかりの野菜とかぶりつきたくなる骨付き肉がポイントです。ナンプラーを加えて少しエスニック風にアレンジ!
鍋に玉ねぎ、にんにく、ローリエを入れてしっかり炒めます。玉ねぎがきつね色になってきたらカレー粉、日本酒、トマト缶を投入。煮詰まったら鶏肉とじゃがいもをどっさり入れます。これでうま味がギュッとつまったスープのベースの出来上がり。
スープのベースができたら、そこにキャベツや水菜などお好きな野菜を加えていきます。れんこんやにんじんなどの火の通りにくい野菜はピーラーで薄くスライスするのがおすすめ! カレーのうま味がしっかり野菜にしみこむのだそう。黒沢さんいわく、「〆はきしめんを入れて、生クリームをひとたらし。これが最高だよ!」とのこと。
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鶏肉たっぷり!エスニック風スープカレー鍋
【ヤミーさん提案】酸味がポイント!ヘルシーなサンバル風スープカレー
ヤミーさんが提案してくれたのは、南インド料理「サンバル」風のスープカレー。サンバルとは、日本でいう味噌汁のような存在。サラサラしたスープに野菜と豆がたっぷり入っった優しいうまみに、酸味とスパイスが効いています。今回は冬野菜と豆を入れ、酸味は本来タマリンドというタイのトロピカルフルーツを使うところ、作りやすいように梅干しにしました。
鍋に玉ねぎとトマトを入れて水分がなくなるまで炒めたらカレー粉を加えます。そこにひよこ豆を汁ごと加えて、大根やカリフラワー、ブロッコリーなどの具材と梅干しを加えてしっかり火を通します。
フライパンで熱したごま油、マスタードシード、赤唐辛子を最後にスープに加えます。マスタードシードの香りが食欲をそそりますよ。今回は冬野菜を使いましたが、夏はかぼちゃや茄子などの野菜を使うのもおすすめだそう。
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冬野菜とひよこ豆のサンバル風スープカレー
【実食!】お互いのカレーのお味はいかが?
それではお互いのカレーを食べてみた感想をいただきましょう。
黒沢さんのスープカレーを見たヤミーさんは「れんこんやにんじんが薄くスライスされていて華やか!」と豪華なスープカレー鍋に大興奮。「鶏肉からうま味がたっぷり出ているスープがおいしい! ナンプラーが効いているのでエスニックテイストなのもポイントですね。」とヤミーさん。
一方で、黒沢さんがいただくヤミーさんのカレーは、サラサラ系のスパイスが効いた南インド風のスープカレー。世界各国周ってカレーを食べ続けている黒沢さんもとても気に入った様子。「肉が入っていないからさっぱり食べられるし、梅干しの酸味が効いていて本格的ですね。手軽にこんな本格的な味わいが楽しめるのはうれしい!」と黒沢さん。
具材がたっぷり入った食べごたえ満点のカレーを前に話ははずむばかり! お二人のこだわりがたくさん詰まったスープカレーぜひお試しくださいね。
カメラマン:巣山サトル
料理スタイリング:原田摂子