春になると出回るたけのこ。食べてみたいと思っても丸のまま売っているとなかなか手が出ないものですよね。ゆで方自体はとっても簡単なので、一度挑戦してみるのも楽しいと思います。自分でゆでられるとちょっと自慢にもなります(笑)たけのこはむくみ解消や便秘に効果を発揮しますが、体を冷やす性質があります。胃腸が弱い方は食べ過ぎや生食しないように注意しましょう。
ゆでる時は大きな鍋があるといいです。吹きこぼれて周りがぬかだらけになってしまうので、火加減には注意しましょう。落としぶたをするのはたけのこが浮いてしまうから。ない場合は平らなお皿などをのせて落としぶた代わりにしてもいいです。 たけのこのゆで時間はたけのこの大きさ、太さによりますので、竹串で確認しながらゆでてください。 ゆで上がったたけのこは水につけて冷蔵庫に保存すると2〜3日程度は持ちます。わさび醤油をつけてそのまま食べたり、さっと煮たり、焼いたり、いろいろな料理に使えます。砂糖と醤油で煮て、酢飯に混ぜてちらし寿司にしても美味しいですよ。
たけのこは穂先を斜めに切り落とし、皮に縦に切り込みを入れる。
大きな鍋に1、米ぬか、赤唐辛子を入れて、たけのこがしっかりかぶるくらいの水を注ぎ、中火にかける。
煮たったら弱火にし、落としぶたをして1時間ほど煮る。根元の部分に竹串を刺してみて、楽に通ればゆで上がり。ゆで汁につけたまま冷まし、水にとってよく洗い、皮をむく。
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MIHO
料理家・国際中医薬膳師
身近な食材でシンプルに美味しい家庭料理を心がけています。 東京都生まれ、現在は福岡県に在住 料理研究家のアシスタントを経てフリーランスの料理家へ 料理教室の運営や企業の商品開発、料理誌での撮影、執筆など ------------------------------------------------- 「À TABLE 365」主催 家庭での料理作りや夫婦のコミュニケーションに関する悩みを解決するためのオンラインプログラムです。食卓を通してより良い夫婦関係を構築し、自分らしく生きるためのお手伝いをしています。 ラジオでは「食卓から始まる夫婦の新しいスタート」というテーマで、夫婦が幸せになるための台所まわりのことや、日常で感じたことなどをゆるく配信しています。 「À TABLE !」とはフランス語で親しいひとに呼びかけるごはんの合図です。50代になった今だからこそ、こんな温かい言葉で始まる食卓を大切にしていきたいと思っています。 また、薬膳の知識を取り入れ、自分を含め、多くの女性がより心地よく暮らしていけるようになることを考えています。