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    • 公開日2019/05/05
    • 更新日2019/05/05

    ゴールデンウィークに子どもと作ろう!おうちでできる手作りバームクーヘン

    連休中はどこかにお出かけするのも楽しいけれど、予定のない日はおうちでお子さんと一緒にバームクーヘンを作ってみませんか? 作る工程も楽しく、できあがった時のきれいな年輪模様は感動ものです。きっとお子さんも大喜びしてくれるはず! 芯をアルミホイルで作ったり、ホットケーキミックスやフライパン(卵焼き器)を使ったりと、おうちで手軽にできるレシピをご紹介します。

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    ゴールデンウィークに子どもと作ろう!おうちでできる手作りバームクーヘン

     

    断面の美しさと素朴な味わいが魅力の「バームクーヘン」

    バームクーヘンはドイツで誕生した焼き菓子。でも今では、本場ドイツよりも日本での方がより親しまれていて、消費も多いのだとか。

    バームクーヘンとは、ドイツ語で「木のケーキ」という意味。断面が木の年輪のように見えることが由来です。この年輪模様はとても縁起の良いものとされているため、日本では結婚式の引き出物などお祝いの贈り物として利用されることも多いですよね。

    バームクーヘンは本来、ぐるぐる回る専用のオーブンで生地を焼いては塗り重ねることを繰り返して作りますが、今回は家庭で作りやすいようにホットケーキミックスと卵焼き器を使ったレシピをご紹介します。

     

    連休に子どもと作りたい!お手軽バームクーヘンの作り方

    【材料(作りやすい分量)】
    ホットケーキミックス…100g
    卵…1個
    バター…30g
    はちみつ…30g
    牛乳…50ml
    バニラエッセンス…少々

    【下準備】
    バターは耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで30~40秒加熱し溶かします。
    アルミホイルを卵焼き器の横幅と同じ長さに切り、直径1.5~2cmの棒状に丸めて表面になたね油(分量外)を塗ります。

    【作り方】
    1.ボウルに卵を割り入れ、泡立て器で混ぜます。はちみつ、牛乳を順に加え、その都度よくすり混ぜます。
    はちみつは砂糖で代用できますが、はちみつの方がしっとり仕上がるのでおすすめです。

    2.ホットケーキミックスを加えて混ぜたら、溶かしておいたバターとバニラエッセンスも加えてさらに混ぜ合わせます。
    ホットケーキミックスを加えた後は、混ぜすぎないでください。むらなく混ざればOKです。

    3.テフロン加工の卵焼き器を弱めの中火にかけ、2をお玉1杯弱ほど流し入れてスプーンの背で薄くのばします。

    テフロン加工の卵焼き器を使い、油をひかずに焼くことで、ムラなくきれいな焼き色がつきますよ。火加減は弱めの中火で、熱しすぎないようにしてください。

    4.焼き色がつき、表面に泡ができて乾いてきたら、アルミホイルの棒を奥にのせて手前に向けて巻き、一旦取り出します。

    5.巻いた生地を芯にして、工程3~4を生地がなくなるまで繰り返します。

    巻くタイミングは、生地の表面が乾ききる手前です。早すぎると中が生っぽくなり、完全に乾いてしまうとくっつかなくなります。
    また、焼き色はしっかりめに付けた方が、仕上がりの年輪模様がきれいにできますよ。巻いた後に焼き色が足りないと感じたら、コロコロ転がして焼き色をつけましょう。

    6.粗熱を取りアルミホイルの芯を抜いたら完成です。

    焼き上がりは、表面がさっくり中はふわふわ。焼き上がってから熱いうちにラップにくるんで、半日以上置くとしっとりしますよ。

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    『フライパン&ホットケーキミックスで。手作りバームクーヘン』


    今回は基本の作り方をご紹介しましたが、アレンジも楽しめます。今回のレシピの分量に、抹茶小さじ1を加えれば抹茶味、ピュアココア大さじ1.5を加えればチョコ味になりますので参考にしてみてくださいね。ゴールデンウィークは、ぜひお子さんと楽しみながらバームクーヘン作りに挑戦してみてください。




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    このコラムを書いたArtist

    河埜 玲子
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    河埜 玲子

    • 医師
    • 日本キッズ食育協会医学アドバイザー
    • キッズ食育マスタートレーナー

    医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。

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