誰からも人気が高く、普段の食卓からおもてなしまで、作り置きしておくととっても便利なチャーシュー。
でも、チャーシューというと、じっくり煮たり、オーブンで焼いたり・・・と、とにかく、時間がかかりそうなイメージ。忙しい平日にはなかなか作れず、「時間のある時に作るもの。」と思っている方が多いと思います。
それがなんと!このレシピなら、レンジで12分加熱(+10分放置)するだけでで出来てしまうんです。
ほぼレンジにおまかせなので、他のことも同時進行できるのも、忙しいママには嬉しいこと。油やアクがこびりついた鍋を洗ったりしなくて済むので、後片付けも楽チンです。
私も以前は、休日にお鍋でじっくり煮たり、圧力鍋を使ったりしてました。でも、今はほぼこのレシピでしか作ってないです。しかも忙しい平日にも気軽に作れるようになりました。
レンジで作ってもしっとりジューシー
ところで、レンジで作ると固くてパサパサになるんじゃないか・・・と心配ですよね。
大丈夫!ちゃんと、柔らかくジューシーに出来ます。
圧力鍋で作るような、とろとろで噛まずに食べられる・・・というものとはさすがに違いますが、柔らかいけど、お肉の味と食感をしっかり味わえるタイプ。
小さい子供さんでも、やや薄めにスライスすれば、楽々かみ切れます。写真で伝わるか分かりませんが、切り口はこんな感じ。ジューシーな感じ、伝わるでしょうか?
作り方のポイント①
このレシピには、工夫した点が2つあります。
まず1つ目は、クッキングシートで落し蓋をしたことです。
レンジでお肉の煮込み調理をすると、煮汁がふきこぼれたりして、ボン!と弾けたり、庫内が悲惨な状況になることがありますよね^^;
あれ、あとで拭いたりするのが大変。レンジで手軽に・・のつもりが余計にめんどくさいことに・・・。
だから、レシピを紹介するなら、それを絶対になくしたかったんです。
ふと、クッキングシートをかぶせればいんでは?と思い浮かんで、やってみたら成功!煮汁がこぼれたり、バーンとなったりしなくなっただけでなく、お肉が乾燥せず、よりしっとり・ふっくらと仕上がる感じです。
レンジ庫内が汚れないことで、より作ろう!と思えるレシピになったと思います。
作り方のポイント②
2つ目は、煮汁の味付け。
煮込まなくてもコクが出るように、ニンニクをきかせ、ハチミツを使いました。
ニンニクの風味をきかせることで、糖分が一般的なチャーシューより控えめでも美味しく仕上がります。ハチミツが無ければ、砂糖でも代用可なんですが、ハチミツの方がよりしっとり仕上がり、優しく奥行きのある味になります。
残った煮汁は冷凍保存しておけば繰り返し使えますよ。
もともと、煮汁は300cc(水200cc+醤油100cc)なので、足りない分を「水:醤油=2:1」の割合で足してください。
ハチミツは水分150ccに対し大さじ1です。
例えば、煮汁が150cc残っていたら、水100ccと醤油50cc、ハチミツ大さじ1を足します。
お肉の種類で味が変わる!おすすめは?
最後に、お肉の部位ですが、肩ロースかもも肉で作ってください。
当然、肩ロースの方が脂が多いので、ジューシーに。もも肉だと、さっぱりとした仕上がりですが、パサつかずしっとり感は保たれてます。
個人的にはモモ肉の方が好きなんですが、肩ロースの方が、断然一般ウケは良いですね。
レンジでもジューシー!と言われても、ピンとこなくて信じがたい・・という方もいると思うのですが、本当にちゃんと出来るんですよ。
お客様に出しても、お店のより美味しい!という嬉しい言葉をよくいただきます。
忙しい時でも気軽に作れて、豪華に見えるレンジチャーシュー!
高価なお肉を使わなくてもとっても美味しく出来るので、騙されたと思って一度試していただけたら嬉しいです^^
レシピはこちらです