食物繊維たっぷりのきのこと、ビタミンB1たっぷりの豚しゃぶを、香味野菜たっぷりの胡麻和えにして、ヘルシーさそのままに美味しさ&ボリュームをアップしました。 ゴマのコクと香味野菜の香りで、食べごたえ充分、満足な一品です。
豚肉はグラグラさせないお湯でゆで、氷水にはとらないことで、柔らかく仕上がります。 きのこと豚肉を同じお湯で茹でることで省エネ。調味料が、すべて同量で覚えやすい! 旨みがたっぷり出たゆで汁は、アクを取り除いてスープにすると美味!
お鍋にお湯を沸騰させ、輪切りにしたエリンギと小房に分けたしめじを、さっとゆでる。ざるに揚げ、しっかり水切りする。
同じお湯に差し水をして80度くらい(そこから小さい泡があがってくるくらい)する。豚薄切り肉をゆでて、そのままざるに取り自然に冷ます。(氷水につけると固くなります。)冷めたら食べやすく切っておく。
ボウルにA 練りゴマ大さじ1、醤油大さじ1、砂糖大さじ1、生姜すりおろし小さじ1/2、ニンニクすりおろし小さじ1/2をよく混ぜ、よく水気を切った豚肉とキノコ(必要ならペーパーで水気をふく)、青ねぎ(小口切り)を和える。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。