やわらか~くソテーした豚ヒレ肉に、パリパリ香ばしいチーズでコクと香ばしい食感をプラスし食べ応えのある一品に。トマトはソテーすることで甘くなり、ヘルシーなソース代わりにもなります。豚ヒレ肉だけではもの足りない、でもカツよりはあっさりと食べたい時に!
・豚ヒレ肉は①たたいて繊維をこわす②片栗粉でコーティングする③弱めの火でゆっくり火を通し焼き過ぎない、の3つのポイントで柔らかく仕上がります。 ・パリパリチーズでコクと食感をプラスします。 ・チーズが固まりかけた段階で、お箸でお肉とお肉の間を離しておきます。(完全に固まると、箸では離れにくくなってしまうので、そうなってしまった場合は焼きあがってから包丁などで切り分けます。) ・トマトはソテーすると甘くなり、ソース代わりになります。トマトソースを作るより手軽で油も少なく低カロリーになります。
豚ひれ肉は約1cm厚さに切り、包丁の背(すりこぎでも)でたたく。A 塩こしょう少々、ガーリックパウダー少々で下味をつけ、片栗粉をまぶす。
フライパンに油を入れて1を並べ、弱めの中火でゆっくりと両面を焼く。ほぼ火が通ったら一旦取り出す。 ※写真では、使用したフライパンがくっつきやすいので、フライパン用ホイルシートをしきました。
フライパンをさっとふき、ピザ用チーズを広げて溶かす。
チーズが溶けてきたら、豚ヒレ肉を並べる。フタはせず、弱火で約5分、チーズがパリパリになるまで焼いて、お皿に盛りつける。 ※チーズが固まりかけてきたら、お箸でお肉とお肉の間を離しておく。
同じフライパンで、横半分に切ったトマトの両面さっと焼き、塩をふる。 お皿にを盛りつけ、トマトをソース代わりにして食べる。
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2022/06/22 19:02
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。