秋になると鮮魚売り場に並ぶ生すじこやいくら。今回はすじこをきれいにほぐすところからご紹介します。ちょっと敷居が高そうで手を出しにくいと感じている方も多いと思いますが、やってみると意外と簡単なんです。新鮮ないくらを使って美味しい醤油漬けを作ってみましょう!
すじこからつくる!いくらの醤油漬け
まずは塩水でほぐします。鮭の卵はお腹の中に入っている時は柔らかいのですが、海から川に遡上して産卵すると、真水との反応で皮がきゅっと固くなるそうです。イクラの皮が固く仕上がると歯にはさまるので、固くならないように塩水の中でほぐします。塩分は海水と同じ3%で作ります。
指の腹をそっと滑らすように膜から剥がしていきます。いくらが潰れないように丁寧に。塩水が汚れたら交換して何度か洗うと仕上がりがきれいになります。
きれいにほぐれたら、保存容器に入れて醤油1:だし汁3の割合の漬け汁をひたひたに注ぎ、一晩寝かせます。漬け汁を吸うといくらが膨らむので、大きめの容器を使用してください。
これで、キラキラ輝く海の宝石のできあがりです!
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/12251/recipe/120060
絶品!いくらの醤油漬けレシピ
炊きたての新米でいくら丼
秋は新米の季節です。ふっくらほかほかの炊き立てのお米にいくらをのせて、シンプルにいくら丼でいただきましょう。海の恵みと大地の恵みの出会いに感動しますよ! できればわさびもチューブではなくおろしたてといきたいですね。箸がとまらなくなってしまう一品です。
いくらの粒の大きさに合わせてさいの目に切った長芋と合わせた小粋な一品。食事の副菜にも、日本酒のおつまみにもぴったりです。
スーパーや鮮魚店で生すじこが並ぶのは秋だけです。見かけたらぜひ、トライしてみてくださいね。きっと幸せな気分になれますよ!