沖縄名物「ジーマーミ豆腐」とは?
「ジーマーミ」とは沖縄の方言で落花生のことを言います。「ジーマーミ豆腐」とは落花生を原料にした豆腐のことです。もともと八重山でとれる落花生を利用して作られ始めたこの料理。食感はモチモチしていて、食べたときに香ばしい香りが口に広がります。
通常、生の落花生を一晩水につけて、皮をむき・・・と手間のかかるジーマーミ豆腐。「買うもの」と思っていた方も、アレを使えば簡単に作れちゃいます。
香りとコクはピーナッツバターと豆乳で再現!
今回落花生の香りをだしてくれるのが「ピーナッツバター」です。そして、コクを出すのに豆乳を使います。この2つでしっかりとコクと香りのある美味しいジーマーミ豆腐ができます。
ピーナッツバターは粒のない「クリーミー」や「スムース」のタイプを。豆乳はピーナッツの香りを活かすために、「調整豆乳」がおすすめです。無調整豆乳だとピーナッツ感が弱まってしまいます。
そして、固めるのはこちらです。沖縄では「芋くず」を使いますが「葛粉」を使います。これならスーパーでも手に入りますよ。葛粉がない場合は片栗粉でも代用はOK! でもあのつるんとした食感を出すには葛粉がおすすめです。
あとは、水と塩を用意するだけ! 手軽にスーパーなどで手に入る材料でできてしまうのがうれしいですよね!
材料を混ぜて固めるだけ!簡単ジーマーミ豆腐の作り方
それでは作り方をご紹介します。まずは、ボウルにピーナッツバターを入れて豆乳を少し加えて溶きのばしていきます。一気に加えると溶けにくいので、少しずつ加えていきます。
そこに葛粉、塩、水を加えます。葛粉は手で粗目につぶして混ぜ合わせます。粉のように細かくする必要はありません。
全ての材料がなじんできたらザルで濾します。この時に葛粉の残りがあればしっかりヘラなどで押し付けるようにして濾してください。
濾した液を鍋に入れ、中火にかけて混ぜ続けます。
このように鍋底が見えて、ぽってりとするくらいまで加熱します。5分くらいであっという間に練りあがります。
耐熱容器にすぐに移して粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。室温でも固まりますが、冷蔵庫で冷やし固める方が味がしまるのでおすすめです。
表面の乾燥が気になるようなら、ラップをピッタリとしてください。しっかり固まったら、あとは食べやすい大きさに切ります。底面の方がきれいなので、そちらを上にして器に盛りつけましょう。
お好みでだししょうゆをかけてお召し上がりください。市販のものやめんつゆでもおいしいですよ。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/13780/recipe/142190
ご当地メニューをご家庭でぜひ楽しんでみましょう! おもてなしにもきっと喜ばれますよ。オリオンビールと一緒に乾杯! なんてのも最高ですね。冷蔵庫で2~3日保存もできます。ぜひお試しになってくださいね。