春を感じる、緑鮮やかな豆ごはん。 別茹でした豆を炊きあがったごはんに後から入れる作り方です。 これだと、豆とお米と一緒に入れて炊くよりも、色がきれいにシワもよらずに出来上がります。 えんどう豆の旨味と香りはほしいので、茹で汁を使って炊きます。 冷凍保存可。 ポイント欄に炊飯器での炊き方も記載しています。
■炊飯器での炊き方・・・ 工程6で、米を入れた炊飯器に、先に酒と塩を入れてから2合の目盛りまで茹で汁を注ぎます。 昆布をのせたら「普通モード」で炊飯します。 ■関西では豆ごはんにはうすいえんどうを使うことが多いですが、今回はグリーンピースを使用しています。 ■日持ち・・・ 冷凍で1か月ほど。小分けにしておくと便利です。
米は研いで30分ほどたっぷりの水に浸けて吸水し、使う10分ほど前にはざるに上げて水気を切っておく。
えんどう豆はさやから実を取り、さっと洗って水気を切る。
鍋に600mlほどの熱湯を沸かして塩(分量外・少々)を加える。 えんどう豆を入れて4〜5分茹で、火を通す。
茹で汁は捨てずに、豆を入れたまま鍋底を冷水にあてて冷ます。 ※この茹で汁を使ってごはんを炊きます。捨てないように気をつけてください。
炊飯用に茹で汁を400ml取り、残りの茹で汁はえんどう豆がかぶるようにして残しておく。 ※足りなければ、水を足して400mlにします。 ※えんどう豆はシワが寄らないように残りの茹で汁に浸けておきます。
鍋に米、えんどう豆の茹で汁(400ml)、酒、塩を入れて全体を混ぜる。
米が平らになるようにし、だし昆布をのせる。 蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして10分炊く。 炊きあがったら、火を止めてそのまま10分ほど蒸らす。
ごはんを切り混ぜ、茹で汁に浸けておいたえんどう豆の水気を切って加え混ぜる。
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神田えり子
料理家
料理家。 お家で食べるものは、体に優しく、飽きない味に。 作る人も負担にならない。 シンプルで素材を活かした関西風のおばんざいをご紹介しています。 ~書籍~ レシピ掲載「ぜんぶおうちで作れる デパ地下・有名店の大人気マリネ」(辰巳出版) レシピ監修「LODGEスキレット100%活用マニュアル」(辰巳出版) 著書「カラダよろこぶオイルおにぎり」(辰巳出版) レシピ監修「LODGEコンボクッカー100%活用マニュアル」(辰巳出版) ~テレビ出演~ NEWS every、Sma STATION、J:COM食+