とろけるような食感のミルク寒天から、しっかり食感のコーヒー寒天があらわれる、ひと口ごとに食感が楽しいデザートです。 寒天は、実はよく知っている固い食感だけではなく、水分の1%程度にすると、ジューシーな固まり具合に。口に入れた時にパッと味が広がるのは、ゼラチンより寒天なんです。 そして、暑い夏でも溶け出さないのも良いところ。 モザイク状の見た目も可愛い冷たいデザートをお楽しみください♪
※寒天はしっかり煮ることで固まるので、フツフツしてから必ず2、3分煮てください。 ※ミルク寒天を注ぐ時、熱いとコーヒー寒天が溶けてしまうので固まる手前まで冷ましてから注ぎ入れます。ただ、完全に溶けることはありません。
深煎りコーヒー40gを湯300mlでゆっくり抽出し、濃いコーヒーを淹れる。
小鍋に粉寒天と水を入れ、中火にかけて混ぜながら煮る。煮立ったらフツフツが続く程度に火を弱め、2、3分煮る。
火を止めてコーヒー液を加えたらバットに流し入れ、粗熱をとって冷蔵庫で冷やし固める。
2のコーヒー寒天が冷やし固まったら、きれいな小鍋にA 粉寒天1g、砂糖大さじ6、牛乳300mlを入れ、中火にかけて煮る。1と同様に、煮立ったらフツフツが続く程度に火を弱め、2、3分煮て、ぬるくなるまで冷ます。
2のコーヒー寒天を1cm角ほどに切ってグラスに入れ、3をゆっくりと注ぎ入れる。注いだら冷蔵庫で冷やし固める。
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ヤミー
世界を旅する、料理研究家。輸入食材店に勤務しながら料理ブログをスタートして話題となり、現在はテレビや雑誌、企業のレシピ開発で活躍の他、ベストセラーとなった著書多数。近著に『ヤミーさんのおうちで世界一周レシピ』『ワンボウルクッキング』(いずれも主婦の友社)。NHK「きょうの料理」や、冠番組「ヤミーのレシピ帖」(長野朝日放送)などのテレビ出演、少人数制料理教室「Yummy‘s Cooking Studio」を主宰するなど、輸入食材の知識を活かして、世界中の料理を日本の家庭で作れる簡単レシピにするのが得意。 最近は日本一のカルディマニアとしてもテレビやラジオ、雑誌などでも活躍している。