秋に出回る新鮮なすじこを使っていくらを作りましょう!自分で作ればいくらごはんもかけ放題!冷凍できるのでおせち料理にもつかえますよ♪
下準備
・鍋に湯を沸かし、沸騰したところに同量の水を入れます。これでお湯の温度が約50度になります。3%程度になるように塩を入れ(湯が2リットルなら大さじ3杯程度)、よく溶かしておきます。いくらを洗うのに使うので、多めに用意しておきましょう。
・保存用の瓶を煮沸消毒します。
・昆布はしょうゆに浸しておきます。
冷ました状態でいくらを漬けたいのではじめに漬け汁を作ります。 A みりん20cc、酒20ccを鍋に入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばします。しょうゆと昆布を入れて弱火で再沸騰させます。そのまま置いて完全に冷まします。
すじこをほぐしていくらを取り出します。用意しておいた塩入りのお湯【40度くらいがベスト】をボウルに移し、すじこをいれます。指の腹を使っていくらの粒をほぐしていきます。 作業中いくらが白く濁りますがそのまま作業を続けます。
ほぐれたいくらをザルにあげます。ボウルに用意しておいた塩入りのお湯を入れ、熱湯を追加して【65度くらいのお湯】を用意します。塩分濃度が多少下がっても問題ありません。 このお湯にいくらを入れ、スプーンでつぶれないようにかき混ぜます。表面に白っぽく浮いてきたものが薄皮です。お米を研ぐ要領で薄皮を流して取り除きます。 いくらに混ざった薄い膜やごみもここでしっかりと取り除きます。
【ここからは、用意しておいた塩入りのお湯をそのまま使います。】 いくらのボウルに再びお湯を入れ、薄皮を取り除きます。この作業を薄皮がなくきれいになるまで10回ほど繰り返します。 最終的には薄皮がすべて取り除かれ、お湯が濁らない状態になったら次の工程に進みます。
薄皮を取り除いたらザルにあげて水気を切っておきます。
水気を切ったいくらに漬け汁を加えます。このまま30分冷蔵庫に入れて味を含ませます。30分経ったらザルに上げて漬け汁を切ってください。 その後、煮沸消毒した瓶に詰めて冷凍庫で48時間以上凍らせます。食べるときは冷蔵庫に入れて自然解凍してください。
ふっくらと味を含んだ、つやつやのいくらのしょうゆ漬けができあがりました! できあがったいくらは冷蔵で解凍したあと、1週間ほど日持ちします。 アニサキスの問題もあるので、できあがったらかならず一度冷凍してください。食べる分ずつ小瓶に入れて冷凍しておくと便利ですよ! 味付けは好みで変えてもいいですが、あまり塩分濃度を下げてしまうと日持ちしなくなります。その場合は賞味期限に限らず、なるべく早く食べきるようにしましょう。
ポイントは塩を溶かしたお湯でほぐすこと!温度は作り方に詳しく書いています。漬け汁に漬けっぱなしではなく、さっとつけて取り出すのも色よくふっくら仕上げるポイントですよ! あとは、アニサキスの心配もあるので必ず冷凍しましょう。
レシピID:367077
更新日:2024/11/11
投稿日:2018/10/05