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台湾の屋台で食べる、やたらおいしい卵焼き。卵焼きというよりも、たっぷりの油で揚げたようなあの味、おうちで作りましょう。 切り干し大根も入って、シャキシャキで食べ応え満点、桜海老の香ばしさも台湾を思い出します。
とにかくしっかりと切り干し大根の水分を切ってください。ごま油は多すぎるぐらいがおいしく作るポイントです。
■切り干し大根は軽くもみ洗いし、たっぷりの水に20分ほど漬けて戻します。ぎゅっと絞ってキッチンペーパーで水分を取っておきます。
かにかまと長ねぎは斜め薄切りにします。
戻して水分を絞った切り干し大根にA ごま油小さじ1/2、切り干し大根5g(乾燥)、醤油小さじ1/2を混ぜ合わせます(下味) 卵を溶きほぐし、B 卵4個、鶏がらスープの素小さじ1.5、醤油小さじ1/2、酒小さじ2、塩こしょう少々を混ぜ合わせます。コシが切れるくらいしっかりかき混ぜましょう。
卵にかにかま、長ねぎ、桜海老と2⃣の切り干し大根を入れ、混ぜ合わせます。
フライパンにごま油の半量(大さじ2.5)を入れ、強火で熱します。 薄く煙が出てきたら3⃣を一気に加え、【へらで底を撫でるように手前から奥に数回大きくかき混ぜます。】←ふんわりと仕上げるコツです。
4⃣のまま3分ほど焼き、フライパンのフチから残りのごま油を注ぎます。 フライパンを大きく回し、全体に均一に焼き色を付けます。
半分からぱたんと折り畳み、両面が香ばしくなるまで焼きます。 仕上げにお好みでたっぷりとパクチーをのせてくださいね。
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むっちん(横田睦美)
製菓学校を卒業後、都内のパティスリーに就職。その後、業務用製菓・調理道具店に勤める傍ら料理家のアシスタントを経験。 プロの料理人やパティシエとのやり取りをするうちに、より料理への知識を深める。 食品会社での営業・パティスリー向けのレシピ開発を担当。 𓇼 永遠の東南アジアトラベラー。アジア料理は作るのも食べるのも大好き。手作りの調味料が得意です。 𓇼 「お菓子作りは"理論"と"感覚"」とはいえむずかしく考えず、誰が食べても「シンプルにおいしい!」そんな料理やお菓子を提案しています。 𓇼 2021年5月初の著書となる『極上だれでパパッとごはん』を発売。