さっくりふんわりした食感でほわっとバターが香る軽いビスケットタイプのスコーンです。 冷めてもサクふわでおいしいですよ♪ バターの香りがよく出るので、発酵バターを使うのもお勧めです。
バター、ベーキングパウダーを多めに配合しているので生地の厚みを出しすぎると倒れやすくなります。 厚みを出すときは型の大きさも大きくしてください。
薄力粉、グラニュー糖、塩、ベーキングパウダーは冷凍庫で15分冷やす。 バター(食塩不使用)は1㎝角に切って冷蔵庫で使うまで冷やしておく。 卵、牛乳を計量して冷やしておく。 オーブンを200℃に予熱する。
粉類をフードプロセッサーでふるうように数秒回し、バターを加え15秒ほど回す。さらに卵と牛乳を加え、粉気がなくなる程度まで回す。(生地がまとまるほど混ぜない)
3番生地は焼くと暴れやすくなりますが気にしない!
生地を折りたたむ方法で作ったものは片方に傾きやすい
ベーキングパウダーの量を左2.0gに減らしたもの。生地が斜めに倒れたりはしにくくなり、形が整いやすいですが、ふわっと軽い感じは減ります。中に水分が残ったような感じになります。
薄力粉をフランスパン専用粉(メルベイユ)に置き換えたもの。 しっとりほろりとした食感。冷めた時の食感が歯切れよくホロホロしている。
バター50gならベーキングパウダー2.5gで大丈夫です。 生地の厚み2㎝。少し傾きますが大きく倒れることはありませんでした。こちらもサクふわ。中がふっくら。
有塩バターを使う場合は塩を入れずに作ってください。
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2022/03/04 21:45
hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。