カスタードクリームがたっぷり詰まったシュークリーム! 出来立ては皮がザックザク♪パイのような皮の食感ととろりと濃厚なクリームの食感のコントラストが最高です!
シュー皮は時間をかけてよく焼くことでザクザクの食感になります。生地表面が乾燥しないこと、焼き始めは高温からスタートし、しっかり膨らむまでオーブンは開けないことが大事です。
基本のカスタードクリームを作って冷蔵庫で冷やしておく。 https://oceans-nadia.com/user/199129/recipe/421686
鍋に水、バター(食塩不使用)砂糖、塩を入れてブワッと沸き立つまで沸騰させる。 ※バターがしっかり溶け切っていないと薄力粉を加えた時にダマになる。
火からおろし、薄力粉を一度に加えすぐにゴムベラで混ぜる。
もう一度中火にかけ、ゴムベラで練る。 なべ底に薄い膜が張ったようになり、生地はコロンとひとまとまりになるまで。 ※ここでは余分な水分を飛ばし、全体を均一に温度を上げて糊化させる。
ボールに移し、溶いた卵を少しずつ加えゴムベラで混ぜていく。最初は混ざりにくいので、細かく切るような感じで。 生地が温かいうちに混ぜ終えられるように手早く。
丸口金をつけた絞り袋に入れ、天板に直径5㎝ほどの大きさを目安に絞り出す。 ※焼き上がりは直径7~8㎝くらいの大きさになります。
水を浸けたフォークで格子模様をつけるように押さえる。 ※表面がきれな形に膨らむようにするため。 オーブンに入れる直前に霧吹きで表面に水分を与える。 ※生地表面が乾燥しているとうまく膨らみません。 ※一度に焼けない場合は天板に絞り出して、大きなビニール袋で乾燥しないように覆うなどして室温でスタンバイしておきます。
200℃15分、160℃に下げて60分焼く。 ※ザックザクのシュークリームよりふわっと柔らかいシュー皮がお好みなら200℃で15分焼いた後、160℃で20分ほど焼くと柔らかい食感の物がお楽しみいただけます。
焼きあがったシュー皮が冷めたら上部1/3をカットする。 一か所に穴をあけてその穴から注入する方法もあります。 ※皮だけ前日に焼いておいたりして皮が柔らかくなってしまった場合は160℃のオーブンで15分ほど焼きなおすとザクザクの食感が戻ります。
生クリームをボールに入れて角がたつまでホイップする。 ※生クリームは動物性脂肪40~45%の物がおすすめです。 脂肪分の低いものはクリームがダレます。 味わいの点では植物性ホイップは劣ります。
ゴムベラでほぐしたカスタードクリームとホイップクリームを合わせる。
星口金をつけた絞り袋に入れ、シュー皮にクリームを絞り入れてカットした上部の皮をのせる。 上に粉糖を少し振っても良い。
カスタードクリームをチョコ味、抹茶味、コーヒー味にアレンジ♪ (アレンジの仕方は「基本のカスタードクリーム」に記載しています) クリームを詰めたらできるだけ早く食べるのがおすすめです。
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。