朝食は無理に食べなくてOK。ただし水分補給を忘れずに!
二日酔いで頭痛や身体のだるさが抜けない…。そんな朝は起きた時に食欲があるか、食欲がないかを自分のおなかに聞いてみて下さい。
食欲がない場合は、無理して食べなくてOK。胃腸が「休みたい」と言っている証拠なので、そういう朝は朝食抜きで構いません。
この時、気をつけたいのは、水分補給をしっかりすること!
二日酔いの原因の1つには、アルコールによる利尿作用などでの水分不足があげられます。何も食べなくても、たっぷりの水や白湯を飲むようにしましょう。
朝食は和食がおすすめ
食欲があるときは朝食を食べましょう。二日酔いの日は、できるだけ消化のよいものがおすすめ。できれば、ごはんやお粥、みそ汁などシンプルなものにしましょう。
みそ汁の具でおすすめなのはしじみです! しじみには肝機能を整える「オルニチン」が含まれています。
オルニチンは水溶性で水に溶けるので、みそ汁にすることで、オルニチンを無駄なく摂取することができます。
身体に足りない栄養を「おいしい」と感じる
二日酔いの日にお粥やしじみのみそ汁を食べると「身体に染みわたる~」と感じる方もいるのではないでしょうか?
身体は自分に今必要な食事(栄養)を摂ろうとし、その食事(栄養)をおいしいと感じます。
二日酔いの日に食べる「肝機能を整えるしじみのみそ汁」、胃腸が弱っている日に食べる「消化の良いお粥」などを「おいしい」と感じているのは、身体が欲している栄養を摂ってあげているからということです。
二日酔いの日に摂りたい食材
朝食、昼食、夕食含めて、二日酔いの日に食べたいおすすめ食材を紹介します。
●しじみ、ぶなしめじ…肝機能を整える「オルニチン」が含まれているので、二日酔いの日におすすめです
●半熟卵、豆腐、白身魚…タンパク質は毎日摂りたい栄養素ですが、二日酔いの日は消化しやすいものを選ぶと◎。半熟卵、豆腐、白身魚などは、タンパク質の中でも消化が良いので、おすすめです
●大根、キャベツ…大根やキャベツには胃腸の働きを助ける栄養素が含まれています
●バナナ、りんご…カリウムが豊富に含まれていて、体内の余分な塩分を排出し、むくみの改善に期待ができます
味付けは薄味に
味付けは薄味にするのが◎。二日酔いでむくみなどがある場合には、濃い味付けはNGです。また、二日酔いで胃腸の働きが弱っているときは揚げ物なども避けたほうがベターです。
薄味の煮物やおひたし、みそ汁などの和食が身体に染みわたりますよ。
二日酔いの日に食べたい「しじみのみそ汁」と「簡単おかゆ」レシピ
二日酔いの日にぜひ食べたい「しじみのみそ汁」と「簡単おかゆ」を紹介します。
しじみのみそ汁
しじみは砂抜きした後に冷凍保存ができます。小分けにして冷凍保存しておけば、忙しい朝も簡単にみそ汁を作ることがきますよ。
【材料】しじみ…150〜200gほど水…300ml酒…大さじ1昆布茶…小さじ1/8みそ…大さじ2/3薬味ねぎ…適量
【下準備】・バッドにしじみと塩水(水300mlに塩3gほど)を入れ、新聞紙をかぶせて1~2時間放置し、砂抜きをする。砂抜きしたら軽く洗う・薬味ねぎを小口切りにする
【作り方】1.鍋に、しじみ、酒、昆布茶、水を入れ、弱火で煮る。2.しじみがすべて開いたらアクを取り除き、火をとめて、みそを溶かし入れる。器に盛り、薬味ねぎをかざる。
詳しいレシピはこちら
簡単おかゆ
すべての材料を鍋に入れて煮るだけでできるのでとっても簡単♪ 毎日の朝食にもおすすめです。
【材料(1人分)】ごはん…100gお湯…150ml顆粒だし…少々塩…少々
【作り方】鍋にすべての材料を入れて弱火で煮る。
詳しいレシピはこちら
二日酔いの日は無理をしない
二日酔いの日は無理をしないことが大切です。まずは水分補給をこまめに行いましょう。食事をとれる場合は、胃腸に負担をかけないものを選んで、身体を労ってあげてくださいね。
こちらの記事もチェック!
忘年会シーズン到来!飲む前にできる二日酔い対策5つ
【美腸献立】年末の食べ過ぎ対策!1週間で腸内をリセットしよう