桜の季節もそろそろ終わりです。 寒天に桜の花を加えて固めました。 全体に花びらが広がってまるで桜吹雪のようです。 中にはあんこ玉が入っています。ひんやり冷たくしてどうぞ。
寒天は今回は棒寒天を使いましたが、お好きなタイプのものを使って下さい。
棒寒天は水に1時間つけておきます。 桜の花の塩漬けは10分位水に浸けて塩抜きしておきます。
白あんを赤く着色して、ゴムベラでよく混ぜます。 15gずつ6個に丸めます。 (着色料はアイシング用のジェル状のものを今回は使用しています。爪楊枝の先に少しだけつけて少量ずつ混ぜ込んでいき好みの色にしてください。)
寒天の水気をしぼり、手で細かくちぎります。 鍋に300mlの水と一緒に入れ 火にかけます
沸騰したら、沸騰を保ったままで3分混ぜながらよく煮溶かします。 しっかり溶けてから上白糖を加えます。 とけ残りが気になる場合は、しっかりめのキッチンペーパーでこしてから使って下さい。
桜の花びらは水気を切って、茎を除いてこまかく刻み、寒天液に加えます。
器にラップをしいて寒天液を大さじ2杯半くらい入れてあんこ玉をいれ巾着状にしばり、輪ゴムで止めます。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。